なぜかAppStoreから消えた“エロマンガ先生VR”を買ったぜ!
10月に入りたくさん秋アニメが始まっているが、その中にエロマンガ先生の再放送も含まれている。
エロマンガ先生は去年にテレビ放送して以来、今日に至るまで根強い人気のある作品だ。
もちろん僕も大好きな作品なので毎週再放送を楽しみにしている。
個人的にはストーリーも面白いが何よりキャラクターが良い!
特に山田エルフちゃんが大好きなんだけど劇中ではちょっと悲しいポジションなので僕としてはそこが少し不満だったりするのだが負けヒロインほど可愛く見えるみたいな考え方も出来るのである意味順当なポジションに収まったのかと思ったりもするしやっぱりエルフちゃんに幸せになって欲しかったとも……まぁ今回の記事には特に関係ないので割愛する。
AppStoreから消えたエロマンガ先生
少し前にTwitterなどで話題になったことだが、そのエロマンガ先生のキャラクターを題材にしたスマートフォンアプリがAppStoreで配信停止になった。
それに際しての開発会社であるGugenkaの公式Twitterのツイートがこちらだ。
【iOS版エロマンガ先生VRの発売について重要なご連絡】
— Gugenka公式 (@Gugenka_info) October 9, 2018
Appleと長期間に渡り交渉をつづけておりましたがコンテンツの理解を得ることができずエルフ編iOS版の発売ができなくなってしまいました。
また既に発売済みの紗霧編につきましても先日ストアから削除されてしまいました。
↓続く
ここで生じる疑問は2つ。
・全国の山田エルフちゃんファンはどうすれば良いのだろう?
二つ目の疑問に関してはドンマイとしか言いようがないが、一つ目の疑問にはいくつか予測が経つ。
まずタイトルだ。
そもそも“エロマンガ”という単語が商品名に相応しくなかった可能性がある。
エロマンガ先生放送当時には新聞のテレビ欄で“Eマンガ先生”と強引に略されたこともある タイトルなので、エロに厳しいと言われるAppStoreには置けなかったのかもしれない。
次にゲーム内容だ。
公式サイトのスクリーンショットを見るだけでも思わずニチャアっと粘っこい微笑みが浮かんでしまう程度にゲーム内容は“健全”らしい。
これは自分の目で真相を確かめるしかない。僕の中のジャーナリズムにピンク色の炎が灯ったのだ。
購入!エロマンガ先生VR!
幸いな事にAndroid端末なら現在でも問題なく購入できるのでiOSユーザーは指をくわえてこのレビュー記事を読んで欲しい。
IRIAMが見れないAndroid勢の悲しみを少しは感じてくれ。
まず大きな勘違いをしていたのだが、件のアプリは“エロマンガ先生VR”というタイトルではなかった。
アプリストアでエロマンガ先生VRを検索しても目当てのアプリが出てなこないのだ。
もしやiOS版と同時にAndroid版も配信停止になってしまったのだろうか?
不安になって改めて公式サイトを見ると正式なタイトルは“めざましVR!義妹と同居生活-紗霧の部屋着編、紗霧の水着編”であることがわかった。
公式サイトでもめざましVRとエロマンガ先生VRという2つの表記がされているのが紛らわしいが、ストアで検索するときはめざましVRで検索すればアプリを見つけることができる。
まさにエロマンガ先生に会えるアプリ
ゲームを起動するとプレイヤーは見覚えのある扉の前に立っている。
ここはエロマンガ先生こと和泉紗霧の部屋の前だ。
このアプリはアイコンをタップして操作するのではなく、視界の中心に選択可能なアイコンを一定時間とらえ続けるとアクションが起こる仕組みなっている。
VRアプリならではの珍しいシステムだと感じた。
とりあえずドアノブのところに操作できそうなアイコンが出ているのでその部分を注視してみた。
コンコンとドアをノックする音がした後、少しドアが開いて紗霧が姿を表した。
どうやら部屋の中へ招き入れてくれるようだ。
ちなみになぜ部屋の中で紗霧が水着を着ているのかと言うと僕が買ったアプリが水着バーションだったからだ。
室内で水着というのは妙にエロい……健全だ。
画像の左側にも表示されているがこのアプリは「めざましアプリ」。
独特なのは普通の指定した時間に鳴動するめざましとは違って“仮眠用めざまし”であるという所だ。
あくまで仮眠用なので時刻設定はなく、アラームが起動するまでの時間を0分、10分、20分、30分の中からのみ選択できる。
0分はすぐにめざましボイスを聴きたい人向けの設定項目なので実質3パターンしか選べない事になる。
それってめざましアプリとしてどうなのよ?と少し疑問を感じたが、その疑問は直後に消し飛んだ。
めざまし以上の価値を持った“VRフィギュアモード”
紗霧の部屋に入るとめざまし機能とは別のお楽しみ要素、VRフィギュアを楽しむことができる。
いくつか用意されたシチュエーションに沿ったポージングの和泉紗霧を360度からじっくりと観察できるというまさにエロマンガ先生VRといった感じのモードだ。
とても気になるシチュエーションが用意されていたのでまずはこれを起動してみよう。
「おしたおし」である。
これが文字通りの意味ならGugenkaのスタッフに天才がいるのは間違いないだろう。
…………
………
……
…
なるほど。
ふむふむ。
完全に理解した。
AppStoreからこのアプリが消えてしまったのは非常に残念だが、たしかにちょっと健全すぎるかもしれない。
エロの裁定は人によって大きく異なると思うが、アウトラインを最下辺に設定したとすればこのアプリがラインを越えてしまう事もあるだろう。
ただしこのアプリがとても面白いのは間違いない。
画像では伝わらないがこれはスマホを動かせばそれだけ視界が動くしっかりとしたVRアプリだ。
押し倒された紗霧は床に寝そべっているのでスマホを床に向けなければプレイヤーの視界に紗霧の姿を捉えることは出来ない。
僕はスマホ単体で動作するモードで楽しんでいるが、スマホ装着型のVRゴーグルがあれば更に投入感は増すだろう。
操作できる部分は少ないが手軽にVR体験ができる点は素晴らしい。
もちろん収録されている紗霧のセリフも非常に可愛いのでエロマンガ先生ファンには自信をもってオススメできるアプリだ。
はやく山田エルフ編で遊びたいぜ……
俺たちは雰囲気でウェイトペイントをやっている
Humanアーマーチュアを自動ウエイトで適応した時、部分的に上手くウェイトが設定されない事がある。
そういう時はウェイトペイントの出番だ。
可動するボーンに対して3Dモデルがどれだけ追従して動くのかを設定していくウェイトペイントはモデリングと比べれば地味な作業だ。
やることは単純で、ざっくり言えば動いて欲しくない部分は青く、動いてほしい部分は赤く塗る。
同じ部位が複数のボーンに関連付けられている場合もあるのでボーン一つ一つを確認していくのが地味に面倒だ。
今回は自動ウェイトで上手く設定できなかった部分の修正作業を書いていこう。
左は正面を向いている状態、右は頭部を傾けて上を向かせた状態の画像だ。
見てわかるように頭の動きに顎部分が追従しきっていないので顔面が大きく伸びてしまっている。
この状態のウェイト設定は下の画像のような状態になっている。
頭部の上側と比べてアゴ部分の色が薄いのがわかる。
赤色に近ければ近いほどボーンへ強く追従し、青色に近いほどボーンへの追従は弱いので顎の部分はボーンへの追従が弱い状態になっているということだ。
このままでは首を動かすたびに情けない顔つきになってしまうので下の画像のように顎まで赤色に修正する。
ウエイトペイントで行っていく修正作業はこのような作業が大半だ。
ついでに別パターンのウェイト修正についても書いていこう。
これは少し分かりづらいが両膝部分の画像だ。
画像は左足のボーンを選択している状態だが、よく見ると右足にも少し明るい色が乗っているのがわかる。
何度か検証したところ、自動ウェイトを適応した時にパーツ同士の距離が近すぎるとこのように想定外の部分までボーンに関連付けされてしまうようだ。
この状態で左足を動かすとこのように右足の一部まで一緒に動いてしまう。
この場合は顎の修正をしたときは逆で、余計な部分を青く塗ればボーンへの追従をなくす事ができる。
僕の作っているモデルは金属製のロボットのつもりでいるので大まかなウェイト設定は0(青)か100(赤)で良いと思っている。
もし作っているのが人間や動物だったら部分的にグラデーションになるようにウェイト設定をして、柔らかくパーツが伸び縮みするように作り込む必要があったんだと思う。
次のモデルでは伸縮する関節を作り込むのを課題の一つにしようと思っているのでウェイトペイントで出来ることをしっかりと覚えて置きたいところだ。
最後に完成したモデルを雑に動かした動画を貼っておく。
よく見ると膝のウェイト設定が修正されていないのはご愛嬌だ。
それと、棒立ちだけでなくポージングさせた画像もあると見栄えが良くなるとアドバイスを頂いたのでライダーキックっぽいやつも掲載しておく。
棒立ちより確かにカッコいい!
ちなみに現在放送中の仮面ライダージオウはすごく面白いのでオススメだ!
次に3Dモデル関連の記事を書く時はこのモデルをVRM化してvirtualCastに入れる記事を書きたいんだが、正直いまでもUnityの使い方が全然わかっていないので記事になるか怪しいところだ……
テクスチャの付け方もまだ勉強していないし、僕がオリジナルモデルで凸したりするようになる前にVirtualCastのサービスが終了してしまうんじゃないかと心配だ……w
Blenderってやつを使えば3Dモデルを自作できるって聞いた
事の発端は5月のニコニコ超会議でVirtualCastの体験会に参加したことだった。
自分が自分以外のキャラクターに成るという感覚は当然新鮮。
お互いにアニメキャラクターのような容姿で対話できるバーチャル空間に入ったときの衝撃はここ数年で間違いなく五指に入る物だった。
自分の手を見るとそこには少女の小さな手があり、周りを見渡すと普段より視点が下がっているのがわかる。
その空間に限り僕は少女に成っていた。
眼の前には世界の何処かから体験会場へアクセスしている一般アテンドの方が二人とVirtualCastの開発に関わったみゅみゅさんが居た。
ちなみにアテンドの方は女性声の女性と男性声のペンギンだった。
帰りの道中ではずっとBlenderについて調べていた。
今ではキャラメイクソフトでVRMデータを書き出して手軽にVirtualCastに自分のキャラクターを持ち込むことができるけれど、5月の時点ではまだそういったソフトは公開されていなかったんだ。
それに僕が使いたい3Dモデルは少女ではなかった。
たしかに異性の姿になれるのは面白い体験だ。
でも0から自分のオリジナル3Dモデルを作るのなら僕には少女よりも作りたい物があった。
それは、ロボットだ。
ロボットアニメが好きな人なら誰だって自分の愛機を妄想するものだ。
もしその妄想をバーチャル空間で具現化できるのなら、これほど面白い事はない。
ちなみにロボットキャラクターを作れるキャラメイクソフトは今でも存在しないし今後も登場するのか怪しいところだ。
そして僕のBlenderとの戦いは始まった。
素人には難解過ぎるBlender
3Dモデリングというものに一切触れてこなかった自分にはBlenderはあまりにも難解なソフトだった。
解説サイトを何度も見て一つ一つの機能を確認していくだけの日々が数日。
最低限の事は理解出来たと思って作業に入ると更にわからないことが出てくるのでまた調べるというイタチごっこだった。
頂点と頂点をつないで辺を作る。
辺と辺とつなぎ合わせて面を作る。
面を組み合わせて立体を作る。
やることは単純だけど、ここにデザインの概念が加わると異常に難しい。
自分の求めている形状を作るためにはどのように頂点を配置すれば良いのか、頭の中にイメージがあっても画面上でそれを表現しようとするとどうしても上手くいかない。
本来はデザイン画を書いてそれに合わせてモデリングしていくべきなんだろうけど、僕はイラストが書けないので脳から直接Blenderに入力するしかなかった。
そうして出来たのがこのモデルだ。
このモデルが客観的に見てカッコいいロボットになっているかと言うと、残念ながらカッコ悪い。
途中でこれはマシな物にならないとわかっていたけど、まずは完成させてノウハウを得ようと思って最後まで作ることにした。
ちなみにこのモデルはmixamoという自動リギングをしてくれるサイトでリギングしてVirtualCastに持ち込む事ができた。
しかしmixamoの自動リギングでは動いてほしくない部分まで動いてしまったり、関節の位置が狙いからずれてしまった。
この事からリギング作業も自分で行う必要があるとわかったのは大きな収穫だった。
※リギングは3Dモデルにボーンを設定して動く骨格を設定していく作業
1作目の反省点と、Blenderへの理解が進んだおかげでより自分の想像に近い物を作れたのが2作目のこのモデルだ。
このモデルでは上半身がかなり思い通りに出来た。
特に顔のデザインは理想にかなり近く、今後のモデルでもこの顔をベースに作っていくことにした。
mixamoに頼らず手動でリギングを行ったが、Blenderには「Human」という人形骨格のボーンが最初から入っているので思っていたよりも作業量は少なく済んだ。
今回の生じた問題は関節を動かすと可動部以外の余計な部分も動いて形状が崩れてしまう事だった。
特に肩を動かしたときの崩れ方は酷かった。
3Dモデルの女の子にノースリーブの人が多いのはきっと服の自然な形状を維持するのが難しいからだろう。
ボーンの動きに対して3Dモデルがどれくらい追従して動くかを設定する「ウエイト」の設定を見直すことで多少は解決されたがVirtualCastに持ち込むと妙になで肩な骨格になってしまった。
もっとボーンの肩の位置を高く設定するべきだったようだ。
よりBlenderの操作に慣れるために作った3体目がこれだ。
3体目ではかなりイメージ通りの形状を作れるようになってきた。
特に顔のデザインは自分でも気に入っている。
逆に首から下はあまり好きじゃない。
間違いなく自分で考えたデザインだが、ところどころに妥協が見えてしまうのが原因だ。
関節も作りやすさを優先してガンプラのような関節にしてしまったが、もっと構造にこだわりたかった。
やたらと時間もかかるし出来ない事やわからない部分が多いBlenderだが、こうして振り返った時に少しづつ進歩が感じられるのはとても楽しい。
まだまだ理想のモデルまでの道のりは遠い!
俺たちのBlenderとの戦いは始まったばかりだ!
~完~
次はウエイトペイントについて書いてみる予定。
ライブ配信サービスが増えるのは良いのだけれど……
VtuberがYouTube以外のライブ配信サービスで活躍するのはもう珍しいことではありません。
Twitch、Mirrativ、OPENREC、ツイキャス、ニコニコ生放送、SHOWROOM、17live、FC2、LINE LIVE、REALITY、IRIAM、Colon。
僕がパッと書き出せるだけでこれだけあります。
ツイキャスではVtuberの収益分配率を上げるキャンペーンが始まりMirrativでは“エモモ”というアバター作成サービスが始まって手軽にVtuber活動ができるようになったりとライブ配信サービスを運営する側もVtuberブームに乗って新しい取り組みを始めています。
REALITYとColonに至ってはVtuber専用ライブ配信サービスです。
僕もそうですが、Vtuberを見るために今まで一度も見たことがなかったライブ配信サービスを利用するようになった人は多いでしょう。
そしてその多くが「Vtuberが配信する場所多すぎ!」と思い始めているのでは無いでしょうか?
正直言ってライブ配信サービスが増えることはリスナー側にとってメリットがありません。
すべてYouTubeで見れるのならそれが一番手軽で便利です。
IRIAMやColonなどAndroid端末では視聴できないサービスも出始めて見たくても見れないという状況も起き始めました。
※僕はAndroid使いです(悲しみ)
しかし配信者側はどの配信サービスを使用するかによって大きな違いが出てきます。
例えば、利用者の多いYouTubeでは多くの視聴者を獲得できる可能性があります。
しかしYouTubeは他の配信サービスと比べて収益化の審査が厳しくなかなかVtuber活動で利益を出すことが出来ないという人も多いです。
YouTube以外の配信サービスではライバー活動を始めてすぐに“投げ銭”をしてもらえたりするのでマネタイズとして活動している人はYouTube以外のサービスを活動拠点にするのもありだと思います。
現状はYouTubeでデビューしてある程度の支持を得た人が他サービスも並行して利用するパターンが多いですが、今後は最初からYouTube以外のサービスでデビューする人も増えてくるでしょう。
ライブ配信サービスが増えるとそれだけアカウントと作ったり投げ銭のためにクレジットカード情報を登録する手間がかかるのが面倒に感じます。
すべてのサービスがTwitterIDでログイン出来てAmazonPayで支払いが出来るようになると便利だと思いますが、現状ではそういうサービスは少ないですね。
伸び代はあるものの、まだまだ狭いといえるVtuberの世界。今後さらに拡大していくためにもう少し新規のVtuberファンが取っ付きやすい土壌作りが必要だと感じています。
カスタムキャストで女の子ごっこが楽しいアラサー無職
Vカツ、VRoid、ホロライブ、make Avatar、そして最近話題のカスタムキャスト。
手軽に3Dモデルを利用できるアプリが続々とリリースされ、完全オリジナルのモデルにこだわらなければ誰でも3DVtuberとして活動できる環境がすでに出来上がっている。
それぞれのアプリごとに長所と短所があるのでどれを使うかは好みが分かれるところだ。
そんなわけで、僕も話題のカスタムキャストを利用してみることにしたのだった(唐突)
カスタムキャストではスライダーでボディバランスや頭部の輪郭を自由に調整することができ、瞳、髪型、服装などは豊富に用意されたパーツの中から選択する。
選択したパーツを更にスライダーで微調整することもできるので、同じくカスタムキャストを使用して他人が作ったキャラクターと全く同じ物が出来てしまうという事はまずなさそうだ。
せっかくなので自分の性癖を詰め込んだ理想の女の子アバターを作っていこう。
髪型はセミロング。
眉毛は少し太めが好みだ。
輪郭は丸め。童顔っぽくしたい。
目はタレ目。これは譲れない。
そしてメガネ。オタクのアイデンティティだ。
…
……
………
どえらく可愛い女の子が出来てしまった……
完璧だ。
間違いなく僕のアバターは最高に可愛い。
この可愛い姿をみんな見て……
ちなみ表情やポーズは下の画像ように予め設定したものをフリック操作で切り替えていく仕様になっている。
特定の操作によって表情を変えるのはVirtual Castなどでも同じだ。
あまりにもマイアバターが可愛いので僕は、いや、私はLINEやskypeで女の子として振る舞うことを決意した。
親、兄弟、昔からの友人が登録されているLINEで女の子になるのは少し躊躇したがとくに問題は起きなかった。
むしろ好意的に受け入れらているような気さえする。
きっと私が可愛いからだ。
女の子になったことでメッセージの返信にも変化が生まれた。
前日までは必要最低限の返信しかしないのが普通だったが、女の子になってからはできるだけ相手の印象に残る返信を心がけるようになった。
心なしか相手の返信も楽しげに見える。
きっと私が可愛いからだ。
ここまで来るとやはり声も女の子ボイスにしたくなるのは自然の摂理だ。
どんなにテキストチャットで女の子になってもボイスチャットではアラサーの野太い声が発声されてしまう。
女の子ボイスへの変換と言えばボイスチャンジャーソフト“恋声”の出番。
有名なバ美肉おじさん達もみんな恋声によって女の子としてのペルソナを確立させていた。
これを使えば間違いないはずだ。
というわけで実際に試してみたのだが……
どうやら僕は恋声の適性者ではなかったようだ。
限界裏声状態で辛うじて女感が出てきたか?という程度。
喉がキツすぎて一言以上は喋ることができなかった。
残念ながら真の女の子(?)に成ることは出来なかったが異性としての自分をロールプレイするのは想像以上に面白いという知見を得ることができた。
素に戻ったときかなりキツいが、ここは騙されたと思って是非みなさんも一度女の子体験をしてみて欲しい。
ブログを再開してみようなどと
前の記事から5ヶ月くらい経っているんですね。時が経つのは早い。
僕がVtuberの紹介記事を書いていた5ヶ月前と比較するとバーチャルYouTuberというコンテンツの認知度はものすごく高くなった印象があります。
僕自身もこの数ヶ月で私生活に大きな変化がありました。
それは何かと言うと高校卒業から9年以上勤めた会社を辞めて無職になりました。
ネットを見ていると仕事を辞める人は人間関係に悩んでいたり、労働環境の悪さに追い詰められていたりとネガティブな事情を抱えている人が多いように思います。
僕はというとそんな悲しい事情は一切なく、“仕事をやめたら面白そうだ”と唐突に思いついてその次の日から出勤するのを辞めました。
昔から漠然と“人生は長編小説”というイメージを持っていて、大きな選択を迫られる場面ではどの選択肢を選べば物語が面白くなるだろう……なんてことを考えていました。
そんな僕にとって退職というのは物語に転機を与える舞台装置のようなものだった気がします。
無職とVtuberオタクの組み合わせはヤバイ
Vtuberのファンは一日にどれだけの時間を視聴時間に当てられるかで満足度が変わってくるものでしょう。え、そんなことない?
その点、無職は最強です。睡眠時間以外のすべてをVtuber視聴に当てることができるのですから。
社会人ではリアルタイムなんて到底不可能なあの人やまともな人間なら寝ている時間に配信するあの人も、みんな見れちゃうんです無職なら!
正直言ってこの生活に一度堕ちてしまったら社会復帰は難しいと思います。
もしこの記事を読んだ方の中に退職を考えている人が居たら思い留まったほうが良いです。人生ぶっ壊れます!
ヤバイところ①「無収入なのにスパチャしてしまう」
普段は読まれない自分の糞コメントを拾ってもらえる可能性を飛躍的に上昇させるスーパーキャットの快感は一度味わってしまうと病みつきになってしまいます。
安定した収入があるなら問題ありませんが、無職の身でスパチャをやめられないのはあまりにも危険!
このままでは不味いとわかっているのになかなか辞められないので困っています……
ヤバイところ②「視聴環境に投資してしまう」
Vtuber視聴時間が長いということはそれだけ推しのVtuberが多いと言うことです。
そしてそんな多くのVオタクの前に立ちはだか問題が“配信時間の被り”です。
ダブルブッキングならまだ良い。
日によってトリプルブッキング以上のハードスケジュールがオタクに降りかかります。
この事態に対応するには一つのパソコン、一つのモニタでは足りません。
ということで僕の視聴環境はこのようになりました。
無職と言えども全く部屋から出ないわけにはいきません。
食事は家族と摂りますし、ハローワークに顔を出す必要があります。
しかしそんな時にも配信は行われているのです。
そんな時に役立つアイテムがこれ。
Xperia Ear Duoです。
これは開放型のヘッドセットで外の音がしっかりと聞こえる状態で耳元でスマートフォンの音声を聴くことができるのが特徴です。
各種通知やLINE、Discordなどの新着メッセージの読み上げも行ってくれます。
これのおがげで移動中や食事中なども生放送の音声を聴き続けられるので重宝しています。
ヤバイところ③「慢性的な睡眠不足」
無職の身なら寝る時間はいくらでもあるはずなんですが、毎日寝不足です。
深夜4時くらいまでの配信を見て少し寝たら朝は6時30分くらいから“おはガク”に備えなくはいけません。
そのあとも推しの配信があった場合は眠れません。
この生活習慣が染み付いている状態で僕は社会復帰できるのでしょうか……
とても不安ですが頑張って生きたいと思います。
とまぁぼちぼち楽しく元気に生きております。
ブログを停止していた期間と無職の期間、いろいろとネタがあるのでどんどん書いていきたいと思います。
今週の僕が見たVtuber(2018/04/28)
今週は良い話題も残念な話題も多く、色んな意味でVtuber界隈は賑やかな一週間でした。
そして今日からはゴールデンウィーク。現時点でかなりの数のコラボ配信やVtuber関連イベントが予定されています。まずは今日と明日に行われるニコニコ超会議が大きな注目イベントですね。
では、今週も僕が選んだVtuber界隈の話題をトップニュースから些細な出来事まで紹介していきます。
- 大型新人、天音マホ登場
- キズナアイのBEATスクランブル、メインスポンサーが契約解除
- 織田信姫さんゲーム部と絡む
- Lenovoからスタンドアロン型VRヘッドセット「Mirage Solo」が発売
- 大規模Vtuberグループ続々誕生
- 輝夜月さんSHOWROOMにて初の生放送決定!
- VRフィギュアアプリ「HoloModels」に新フィギュア追加!そして新たなコンテンツも
- 微糖カイジさん、引退へ。
大型新人、天音マホ登場
Vtuberの動画とは思えない程のハイクオリティな準備動画を投稿したことで天音マホさんが大きな話題となりました。まるで大作ノベルゲームのOPのような映像美は圧巻です。既に公式サイトも公開されており、展開の速さと技術力の高さから企業産Vtuberだと思われます。
ビジュアルも可愛いですし、彼女の本格的な活動開始が楽しみです。
キズナアイのBEATスクランブル、メインスポンサーが契約解除
こちらはとても残念なニュースでした。Vtuber界のトップランナーの新たな活躍の場として期待されていたテレビ番組でしたが、番組の出来の悪さにスポンサー企業である株式会社グリモアは耐えかねたようです。
弊社がスポンサーをやっていたキズナアイのBS日テレの番組「キズナアイのBEATスクランブル」のスポンサーを4月で降りました。
— ラルルPおよび神谷友輔くん@グリモア (@youthk) 2018年4月24日
理由は、この番組が視聴者やユーザー、スポンサーをバカにしていると感じたから。これ以上応援できない。
正直、キズナアイ側がどう考えてるのか聞きたい。 #キズナアイ
魔剣使いの皆様には本当に申し訳ないと思っています。
— ラルルPおよび神谷友輔くん@グリモア (@youthk) 2018年4月24日
みんなが私たちに期待して課金してくれたお金をうまく使えませんでした。全て社長である私の責任です。
広告業界やTV局からすれば大した額ではないけれど、魔剣使いひとりひとりにしてみれば大事なお金だったのに…。本当にごめんなさい。
正直、一ファンから見ても現在放送された4回のうち2回が再放送だったりと不満点が多い番組運営でした。BEATスクランブルがキズナアイちゃんの名前にこれ以上傷を付けないことを祈るばかりです。
織田信姫さんゲーム部と絡む
なかなかやるじゃないの
— 織田信姫@4月15日VTuberデビュー!! (@oda_nobuhime) 2018年4月27日
戦国時代にもあんたのようなセンスを持った奴は居なかったわ。
恐ろしいわね、ゲーム部は。
デビュー以来日々ファンを増やし続けてる織田信姫さんですが、最近では他VtuberとのTwitterでの絡みが多くなってきました。今までは小山内めいさんや虹河ラキさんとの交流がよく見られましたが、ゲーム部のメンバーとも意気投合したようです。Vtuber同士の楽しいトークは日々の癒やしです。今後もどんどん絡んでいって欲しいですね。
Lenovoからスタンドアロン型VRヘッドセット「Mirage Solo」が発売
パソコン不要なスタンドアロン型VRヘッドセットに各企業は力を入れ始めているようですね。先月もOculus GOが話題になっていました。手軽に本格的なVR体験ができるスタンドアロン型はVRコンテンツ普及の足がかりになるかもしれませんね。
大規模Vtuberグループ続々誕生
さらに【重大発表】今回10人ではなく、12人同時リリースします!
— .LIVE (@dotLIVEyoutuber) 2018年4月27日
12人のうちの一人が、
バーチャルYouTuber 「花京院ちえり」です!
▼チャンネル登録宜しくお願い致します!https://t.co/800G3H1414
.LIVEといえば電脳少女シロさん、ばぁちゃるさんなどが在籍する大手Vtuber事務所ですが、以前から発表されていた10人の新人デビューにさらに2人追加が入って12人同時デビューをするそうです。まだ各Vtuberの詳細は伏せられていますが、唯一、以前から活動している「もこ田めめめ」さんがこの12人のうちの一人だと発表されています。
そして、今まで2人のみの活動だったVtuberグループ「アマリリス組」に大量の追加メンバーが発表されました。すでに全員のキャラクタービジュアルが公開され、Twitterでは活動を開始しています。どのメンバーも個性的なビジュアルなので今後どのように活動していくのかとても楽しみです。
問題は僕がそこまで多くのVtuberを追いかけられるかというところですね。さらなる追加メンバーも予定されているというから恐ろしいですアマリリス組……
輝夜月さんSHOWROOMにて初の生放送決定!
輝夜月(@_KaguyaLuna )ちゃん SHOWROOM生配信∠( ‘ω’)/ 知らないと人生損してる https://t.co/aajzhxTMYt @ryotankaiyou pic.twitter.com/n79TdQq9Ux
— KAI-YOU (@KAI_YOU_ed) 2018年4月26日
大人気Vtuberの輝夜月さんがついに生放送を行うことが決まりました。
以前から生放送をするならどんな事をやって欲しいのかTwitterでファンに問いかけたり、動画の中でも生放送を行う予定があるかのような口ぶりを見せていたので近い内に何か発表があると思っていました。ですが配信サイトがYouTubeでなくてSHOWROOMだったのは意外でした。YouTubeに比べてSHOWROOMはあまり画質が良くないので個人的には少し残念なんですが、SHOWROOMなら所謂「投げ銭」ができるので生放送を行う側のメリットは大きそうですね。
キズナアイさんに次ぐチャンネル登録数を持つ彼女の配信はVtuberファンなら必見でしょう。当日はいったい何人の視聴者があつまるのか楽しみですね。
VRフィギュアアプリ「HoloModels」に新フィギュア追加!そして新たなコンテンツも
【お知らせ】#HoloModels「アニメガタリズ」コラボ「阿佐ヶ谷 未乃愛」のARフィギュアを4月28日よりHoloModels™webストアにて販売開始します!
— Gugenka公式@めぐるーまー (@Gugenka_info) 2018年4月25日
同日開催される『アニメガタリズ』イベント「グッドラックな土曜日♪」では、ここでしか手に入らない数量限定版を販売✨
👉👉https://t.co/w6SkXhAuXf pic.twitter.com/NAXL03ICQA
ARフィギュアアプリ「HoloModels」にTVアニメ「アニメガタリズ」から阿佐ヶ谷未乃愛が追加されました。
なぜさほど人気でもない「アニメガタリズ」のキャラクターが商品化されたのか謎ですが、ラインナップが増えるのは良いことですね。
更に次に追加される商品の情報も解禁になっています。
【お知らせ】「この素晴らしい世界に祝福を!」VR化決定🌟
— Gugenka公式@めぐるーまー (@Gugenka_info) 2018年4月24日
Lenovoの発表したスタンドアロンヘッドセット「Lenovo Mirage Solo with Daydream」対応コンテンツ「このすば!めぐみんとおやすみVR」が #Gugenka から2018年秋発売予定です!
詳細ページ:https://t.co/7KlhmWIRoB#このすば #VR pic.twitter.com/9iUsTJRJf6
そして見逃せないのは早速LenovoのVRヘッドセットに対応した商品がリリースされることです。本音を言えばこの話題を取り上げるために先にMirage Soloの紹介をしました。
「めぐみんとおやすみVR」というタイトルから、恐らく場所を選ばないスタンドアロン型の利点を活かしたコンテンツとして仕上がっているのだろうと予想できます。買うしかないか、Mirage Solo。
微糖カイジさん、引退へ。
ついに来ちまったな。
— 残滓 (@bitoukaiji) 2018年4月26日
権利者から著作権違反による動画削除申請を受けた。
動画で宣言していた通り、みんなとはお別れだな。
Vtuberブームの初期から活動を開始していた微糖カイジさんが著作権違反申請への対応として活動引退を表明しました。「カイジ」という名前からもわかると思いますが、彼は某漫画のキャラクターをコピーしたような容姿のVtuberでした。本人も著作権侵害の自覚はあったらしく、違反と訴えられたら潔く活動を辞めるつもりだったようです。
今後についてだが、最初は消えちまうときはあっさり消えて、ただのキモヲタ視聴者に戻ろうとも思ったんだが・・・
— 残滓 (@bitoukaiji) 2018年4月26日
如何せんここで得られたものが大きすぎた。
この活動無しでは今後生きていけない。脳が焼かれちまった。
なんらかの形で戻ってきたいとは思ってる。
微糖カイジさんは素晴らしいトークスキルと厚い人望を持っているVtuberでした。なるべく早く彼が新しいVtuberとして戻ってきてくれる事を願います。
本当にVtuber界隈は話題が尽きませんね。本気を出せば毎日4記事くらいかけそうです。
ちなみ今日はニコニコ超会議2018に行ってきました。この記事は帰りの高速バス内で書いています。
ニコニコ超会議に行くのは初めてだったのでしっかり楽しめるのか少し不安でしたが、Vtuber出演イベントやVirtual Castをこの目で見ることが出来てとても有意義な時間でした。
とても楽しいイベントでしたから、もし行こうかどうか迷っている人は是非行ってみてください。