オタクのままアラサーになりました。

VTuberを追っていきます。

掴んだ虹は声優の色をしていた。<水瀬いのりライブツアー Catch the Rainbow! 感想>

水瀬いのりライブツアー、Catch the Rainbow!の愛知公演と東京公演を観覧してきたのでその感想を書いていこう。

愛知はフォレストホール、東京は日本武道館

どちらの公演もとても素敵な時間だったけれど、千秋楽ということもあって今日の武道館公演は会場のファンもいのりちゃん自身にもより一層の熱が入っていたような印象だ。

 

ライブ開始予定時刻の17時を4分ほど過ぎた時、会場の照明が落ち、ステージのスクリーンには光が灯った。

10、9、8…とカウントダウンをするいのりちゃんの姿がスクリーンに映し出されると会場のファンもそれに呼応してカウントダウンの数字を叫ぶ。

『......3......2......1!!』

先週も別会場で同じ光景を見ていた僕はこのあと何が起こるのかを知っている。

知っているのに、ワクワクした気持ちが止まらない。湧き上がる高揚感を抑えられない。

何度味わっても飽きないちょっと怖いぐらいに魅惑的な時間が今日も始まるのだ。

 

軽快なイントロで始まった1曲目は「Step Up!」

疾走感のあるメロディと障害を乗り越え次のステージへと進む事を促す前向きな歌詞が印象的なライブの1発目に持ってくるには相応しい曲だ。

いのりちゃんの赤いドレスの華やかさもあって一気に会場はヒートアップした。

 

その後MCを挟むこと無く2曲目の「ピュアフレーム」を歌いきり、3曲目にタオル曲のReady Steady Go!と続いた。

いのりちゃん本人も含めた会場全体でタオルを回しながらハイテンポな歌詞の中に観客のコールを挟んで完成するReady Steady Go!はライブのレギュラー曲だ。

ライブの醍醐味の一つでもある“会場の一体感”を全身で楽しめるのがこの曲の持ち味。

財布を無くした日もスマホをトイレに落とした日だってReady Steady Go!をライブ会場で味わえば笑顔になれる事間違いなし。

 

MCを挟んで4曲目、「Kitty Cat Adventure」

個人的に今回のライブツアーのMVPはKitty Cat Adventureだ。

別に最優秀賞でも審査員特別賞でも良いがとにかくファンに一番の衝撃を与え最も視線を釘付けにしたのは間違いなくこの曲のはずだ。

タイトルの通り“子猫”をテーマにした甘い歌詞の曲なのだけれど、そんな事はどうでもよくてとにかくダンスが可愛い。

リズムに合わせて猫の仕草を真似たくねくねした振り付けをするいのりちゃんがそれはもうひたすらに可愛い。

あのダンスを見ればきっと犬派の人は猫派になるし猫派の人は水瀬いのり推しになる。

今日はG20サミットで各国の代表が日本を訪れていたが、今日彼らが見るべきは会議の書類や通訳の顔よりもKitty Cat Adventureを踊る水瀬いのりだったのかもしれない。

あの振り付けを考えたのは一体何者なんだ。

あまりにも的確にファンの急所を突きすぎていて怖いぞ。

 

バンド紹介やMCを挟みながら「Wonder Caravan!」「約束のアステリズム」「TRUST IN ETERNITY」など最新アルバムの収録曲を中心にライブは進行した。

今回のツアーのセットリストは楽曲の雰囲気で明確にパート分けがされていたのが印象的だ。

 ざっくり言えばよくある「盛り上がる曲→キュート系の曲→バラード→終盤の飛び曲」といった分け方だったけれど、衣装替えやMCを区切りとして意図的にパートチェンジを明確化していたように感じた。

恐らくCatch the Rainbow!というタイトルにちなんで曲のカラーをはっきりとさせてセットリストで虹色のカラフルさを演出していたのかな。

 

特別なにか企画を交えない限りはライブイベントの構成はアーティストが歌う→喋る→歌うの繰り返しだ。

人によっては途中でバンド紹介やイメージ映像を流したりするが、回数を重ねればどうしてもマンネリ化してしまう。

そのため当然運営側はライブの度にファンを飽きさせない施策を講じてくるのだが、僕はそれが毎回楽しみでしかたない。

今回で言えばまずは上に書いた「Kitty Cat Adventure」での可愛いダンスやセットリストを使った演出。

他には過去に着てこなかったパンツスタイルのライブ衣装、中盤での12人構成の豪華なストリングスメンバーの追加などがあった。

一つ一つ振り返って考えるとそこには「ファンを驚かせてやる!」という運営の熱意が感じられる。

そしてその熱意はしっかりファンに伝わっていると思う。

さっきライブが終わって帰ってきたのに、次のライブでは水瀬いのり(とその運営)は僕にどんな体験をさせてくれるんだろうと新たに期待してしまっているのがその証拠だ。

 

武道館の周りにはたくさんのファンがいた。

近くのコンビニにはありえないくらい大量のキリンレモンが売っていて、水色のTシャツを着た人たちが次々にそのキリンレモンを買っていく。

駐車場に停まっている車のナンバープレートには様々な地名が書いてあって何の法則性もない。

今日僕の視界に映った人や物はすべてが一人の人間とその人間が作り出す空間を見るために動いていた。

その事に素直に感動している自分に気づいて、いのりちゃんのオタクやっててよかったぁ~♪と思えたのも今日の良かった点だ。

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とりあえず"KANA-DERO"を見て生まれた感情を吐き出したいだけの記事

先日、『Kaede Higuchi 1st Live "KANA-DERO"』が開催された。

僕は残念ながら当日は現地に行くこともリアルタイムで生中継を見ることも叶わなかったのでニコニコのタイムシフトで先程全編を見終えたところだ。

その内容はあまりにも、あまりにもエモーショナルなライブイベントだった。

一部と二部のトータルでも2時間に満たないライブ。

しかしその短い時間の中で樋口楓、そしてゲストのにじさんじメンバー達が僕へ刻み込んだ物は5時間超の大規模フェスイベントにだって引けを取らない物だった。

だからこの記事はライブレポートのような書き方はせず、僕の中に生じた感情を言語化することに努めたいと思う。

あらかじめ前提として示しておくが、僕は樋口楓さん及びにじさんじグループの熱烈なファンというわけではない。

にじさんじ1期生がデビューした当初から他に見たい配信が無ければ見る、見逃した中に話題性の高い配信があればアーカイブを再生するという程度のライトなファンだ。

そんな僕にもこれだけの感動を与えたのだから、きっと本当に熱心な樋口楓さんのファンたちは感無量だろう。

積み重ねてきた時間が感動へと直結したステージ

 今回のライブはデビュー以来、樋口楓さんが積み重ねてきた物の集大成だったと思う。

配信者として活動する中で生まれたファンだけに伝わるネタ、他のにじさんじメンバーとの関係性、歌ってみた動画で支持を得た歌唱力など、最初から緻密に計算されていたかのように今までの彼女の全てがこのライブへ紐づけできるように感じるからだ。

しかし逆に、いつかの雑談配信で「マビノギを広めるためにVtuberになった(要約)」と言っていた彼女とステージに立っている彼女が地続きの歴史の上に居るというのがライブを見終わった今でもまだ現実味がない。

みるみるチャンネル登録数が増え、色んなプラットフォームで配信活動をし、にじさんじ外の人達ともコラボ活動をするようになっても樋口楓というVtuberは常に等身大の女子高生だった。

そんな彼女がステージ上で多くの人の視線の中心に立っているという現実に僕の理解が追いつかない。

普通の女子高生を1年もしない期間でそんなカリスマに育て上げてしまうVtuberの世界にはただただ驚かされるばかりだ。

 

ライブの中で特に樋口楓さんを見てきて良かったと強く感じた場面があった。

『命に嫌われている。』のイントロが流れ始めると、それに被せるようにゲスト出演していた月ノ美兎さんのセリフが流れたのだ。

 

「そう私ね、死んだらどうなるのかっていうのすっごく気になってるんですよ。意識がなくなるのがすっごい怖いんですよ。寝てる時みたいな感じじゃないですか、それがね、続くっていうのがちょっとわからないですね」

 

これを聴いた時、僕の身体の奥からブワッと熱が湧いてきた。

あぁぁあっ!これ!!!!

すっげぇ前の!!すっげぇ前の雑談にゲストで委員長が来た時のやつ!!!

ああっ!!すっげえぇ!!!!すっげぇの持ってきたコイツら!!!!!

セリフで完全にやられた。

心を覆っていた最後の薄皮をズタズタに切り裂かれてむき出しにされたような気がした。

こうなったらもう全てが心に突き刺さる。

『命に嫌われいる。』の切ない歌詞が刺さる。

感情の入ったでろーんと委員長の歌声が刺さる。

会場の雰囲気が刺さる。

ニコニコのコメントが刺さる。

そして更に、極めつけのダメ押しとも言える光景が最後に待っていた。

曲が終わりに差し掛かりアウトロが流れ始めた時、月ノ美兎さんが退場前の口上を述べた後で一瞬だけ間をおいて樋口楓さんの名を呼んだ。

そして一言、「ありがとう」と告げてステージからはけたのだ。

それを聞いた樋口楓さんは言葉を失っている様に見えた。

「ありがとう」に込められたたくさんの思いを噛みしめて、今にも泣き出しそうになっているように見えた。

3Dモデルが表現できる顔の表情パターンは少なく、当然涙が流れるような機能は備わっていない。

 それでも僕には彼女が感情の波に揺さぶられてるように見えたんだ。

ネタ抜きに人生で初めてニコニコ動画の画面を見ながら涙が零れた瞬間だった。

 

※件のセリフを言っていた配信

“今”のコンテンツは“今”楽しむべき

最後の曲を歌っている時、彼女は少し気になる事を言っていた。

「いつかお別れの日は来るかもしれないけど、もしそんな日が来てしまっても私の心とか魂はみんなのことをわすれないから安心して」

とても良いメッセージだと思った。

多くのアイドルやアーテストは自分たちとファンの関係性が有限であることを意識させようとはしないものだ。

普通ならここは「いつまでも付いてきて来てくれ」だとか「まだまだ終わりじゃない」とか言ってファンに永遠の幻想を与えるシーンだ。

でも彼女は、自分自身が有限の存在である事をあえて示唆した。

その上で“今”を一緒に楽しもうとファンに語ってくれたというのがとても愛おしく感じられた。

 

Vtuberブームは一時的な物かもしれないし、ブームが続いたとしても2019年は去年を超える盛り上がりを見せることは無いかもしれない。

確実なのは今この瞬間はブームは最高に盛り上がっているし、僕自信がVtuber達の活躍を見るのを最高に楽しめていると言うことだ。

お気に入りのVtuberを見るために一日中パソコンに張り付いているのも、リアルイベントのために遠くまで足を運ぶのもとても楽しい充実した時間だ。

限りある幸せな日々を、心から大切にしたいと思わせてくれた素晴らしいライブだった。

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【画像出典:ニコニコ生放送/【第二部】Kaede Higuchi 1st Live "KANA-DERO"】

 

みんなで有栖川ドットの世界に参加しよう!

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【画像出典:YouTube/ドットチャンネル./DotChannel./初配信(テスト)】

12日の深夜、以前から動画投稿を行っていたVtuber有栖川ドットさんが初配信を行ったのだがその内容があまりにも斬新かつ画期的だったので紹介したいと思う。

“有栖川ドット”とは

有栖川ドットさんは2018年3月から活動しているVtuberだ。

多くのVtuberは3Dモデル、Live2Dを使用して活動しているが彼女の身体はその名の通りドット絵で形作られているのが特徴だ。

本人と同じくドット絵で作られた世界を冒険する動画を投稿しており、その多くが名作ゲームのパロディになっている。

元ネタになっているゲームを知っている人はついニヤっとしてしまう事間違いなしだ。

 

パロディ要素以外にもドット絵を生かした独創的な表現やコミカルなネタの仕込みも彼女の動画の見どころだと思う。

オススメはドットちゃんがス○ラトゥーンの世界へ冒険に行く動画。

元々3Dゲームであるス○ラトゥーンの世界をドット絵で忠実に再現しているという力作だ。

エンドカットのパリピの雰囲気に染まったドットさんの姿もとても可愛いので見どころだ。

www.youtube.com

 独特な世界観と高い技術力が話題になり、更にはぽんぽこ24ではCM大賞に選ばれた事もあって動画投稿のみで活動するVtuberの中では現在チャンネル登録数9600以上と一際多い。

きっとそんな彼女の初配信には多くのVtuberファンが期待を寄せていただろう。

配信内容以前にそもそもドット絵の彼女がどんなスタイルで配信活動を行うのかと疑問を抱いていたファンも多かったはずだ。

しかし有栖川ドットはそんな“期待”や“疑問”を“驚き”へ塗り替えて見せたのだ。

 

ほかの誰にも出来ない“有栖川ドット”だけの生配信

現在多く人の認識ではVtuberの生配信といえば画面横に配信者のモデルがあり、画面中央に様々なコンテンツを表示して視聴者のコメントを拾いながらトークを広げるスタイルが一般的だろう。

3Dモデルを仕様している人もバストアップを映して同様のスタイルで配信している人が多い。

 

しかし有栖川ドットさんが画面に映したのはゲーム画面のみだった。

だがただのゲームではない。

デカデカと表示されている『有栖川ドットの冒険(テスト)』というタイトルと画面の端でピョコピョコ動く小さなドットさんの姿を見れば誰でもこれが本人制作のオリジナルゲームの画面だと気づく。

そう、つまりこれはゲームのプレイ配信ではなく“有栖川ドットの居る世界”を配信しているのだ。

 

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【画像出典:YouTube/ドットチャンネル./DotChannel./初配信(テスト)】

初投稿からの長い期間、動画を通して彼女が生み出し視聴者へ伝えてきたドット絵の世界で生活し冒険を繰り広げるVtuber有栖川ドットの世界観をそのまま生配信で表現してみせたという事に僕は衝撃と感動を覚えた。

これほど投稿した動画と生放送を地続きのコンテンツとして扱える配信者は今現在彼女以外には存在しないのではないだうか。

 

配信画面を開いただけで充分に斬新で刺激的なのだが、彼女が生み出す驚きにはまだまだ先があった。

視聴者が介入し、冒険を助ける「協力プレイ」

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【画像出典:YouTube/ドットチャンネル./DotChannel./初配信(テスト)】

配信を見ていると不規則に大量のコインが落下してくる場面が多くあった。

2Dゲームでコース上にコインなどのアイテムががあるのはよく見る光景なので、はじめのうちは多くの視聴者がこれはゲーム内の設置アイテムだろうと思い込み特別な違和感を覚える事は無かっただろう。

しかし配信を見ているうちにコインの落下には法則性があること一部の視聴者が気づき始めたのだ。

コインの落下タイミングの答え、それは視聴者が送る“スーパーチャット”だった。

YouTubeでのいわゆる“投げ銭”機能であるスーパーチャット、視聴者からこれを送られた時にドットちゃんにコインとして直接届けられる仕様になっていたのだ。

 

視聴者のコメントが反映されるのはスーパーチャットだけではなかった。

ドットちゃんの冒険中に視聴者の誰かが【みかん】とコメントに入力すると、なんとゲーム内にみかんが出現したのだ。

そしてなんと、そのみかんをゲーム内のドットさんが取得すると敵との接触で減ってしまったライフポイントが回復するではないか。

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【画像出典:YouTube/ドットチャンネル./DotChannel./初配信(テスト)】

このシステムに気づいた視聴者はドットちゃんがピンチになると次々と【みかん】と入力していった。

視聴者とドットさんの協力プレイが成立し始めたのだ。

 

冒険が少し進むと「なんかピザも食べたくなってきました」とドットさんがつぶやいた。

どうやらフルーツだけでは満足出来なかったらしい。

これを聞いた勘の良い視聴者はすぐさまコメントに【ピザ】と打ち込んでいく。

すると予想通りコメントのピザはゲーム内アイテムと成って次々にドットさんの元へ届いだのだった。

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【画像出典:YouTube/ドットチャンネル./DotChannel./初配信(テスト)】

暫くして「もっとブロックがあれば楽に進めると思うのですが」とドットちゃんが発言した時にはもう殆どの視聴者がコメントによるギフトシステムに気づいていた。

みんな我先にと【ブロック】と入力していくものだからドットちゃんの助けに成るはずがブロックだらけで逆に進行妨害になってしまうという微笑ましいゲーム展開が生まれたのだが、これはリアルタイムだからこそ生まれたこの配信でしか見ることの出来ない光景だろう。

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【画像出典:YouTube/ドットチャンネル./DotChannel./初配信(テスト)】

実は視聴者に見るだけではなく投げ銭やコメントを通して配信に参加するという選択肢を与えるシステム自体には多くの先駆者が居る。

有料のギフトアイテムが配信者に届くというシステムは東雲めぐさんなどが、コメントに特定のワードを入力すると配信内にアイテムとして出現するシステムはアズマリムさん、最近では姫鶴沙雪さんなどが行っている。

誰でも3Dアバターで配信を行えるバーチャルキャストではTwitterの呟きや画像を配信内に取り込む事も可能になっている。

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【画像出典:YouTube/MeguRoom、Azuma Lim Channel -アズマ リム-、さゆきチャンネル】

そんな現在でも有栖川ドットさんのこのシステムに大きな衝撃を受けるのは、まず個人でこのシステムを実現しているというアイディアと技術力に驚かされるから。

そして有栖川ドットさんの配信にはストーリー性があり、視聴者との協力関係を生み出しているというのが大きと思う。

送ったアイテムを配信者に触ってもらえたりそのアイテムに対してリアクションを貰えるというのも十分凄い事なのだが、有栖川ドットさんの場合はゴールを目指すドットちゃんを助けステージの先に進めるという別の楽しみがある。

更に今回のブロックで起きたような視聴者の送ったアイテムが生み出す台本通りにならないゲーム展開も見どころだ。

次回はみんなも参加しよう!

色々と書いたが、僕が伝えたいことは事はとても単純だ。

有栖川ドットさんの配信はめちゃくちゃ面白い!そして楽しい!

これが全てだ。

これだけ伝わったらそれで良い。

 

今回のテスト配信では残念ながらドットさんは目的地へ到達することが出来なかった。

次回の配信でも同じ内容の冒険を行うとの事なので、今回リアルタイムで見ていなかったという人は是非次回の配信を視聴してドットさんの冒険の手助けをしよう!

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※記事中で名前を出したVtuberの方々のチャンネル

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※過去に紹介記事を書いているのでこちらも見てね!

jonasan72.hatenablog.com

 

Kizuna AI 1st Live “hello, world”が忘れられない

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今回はズバリ、親分ことバーチャルYouTuberキズナアイちゃんの記念すべき1stライブ、『Kizuna AI 1st Live “hello, world”』がとても素晴らしかったという内容の記事だ。

ライブ直後は色々と年末イベントが重なって記事を書く時間が取れなかったので、ずいぶん遅いライブレポートになってしまった。

しかしこのライブ、なんとニコニコ生放送タイムシフトで何度でも見返すことが出来たのだ。

おかげで公演から時間が経ったからといってライブの内容を忘れてしまったりすることなく、いつでもライブ直後のような新鮮な気持ちで記事を書くことが出来る。ニコニコ動画ありがとうっ!

 

僕は今回のライブが決まって9週連続シングルリリースが始まるまではキズナアイというVtuberを歌手としては認識していなかった。アイちゃんを知ってから見漁った過去の投稿動画には“歌ってみた動画”もいくつかあったし、ニコニコ超会議のライブ出演もしっかりと見ていたのだけど、Vtuberとしての活動の中に歌も含まれているだけという認識だった。

ところが一週間ごとに解禁されていく曲はどれも可愛くてキャッチーなアイドル曲ではなく、エレクトリカルでラップを含んでいたりアップテンポなダンスナンバーだったりとクラブミュージック感の強いものが多かった。

今までのアイちゃんのイメージから想像できない楽曲に少し戸惑いを感じていたし、「こんな“今風”な楽曲がオタクにウケるのか!?」とちょっと失礼な疑問も感じたのが正直なところだ。

ただしそれは最初だけ。9曲どれも聴けば聴くほど胸の奥から感情が湧き上がってくるのを感じるようになった。きっと歌手としてのキズナアイのイメージがリリースされた9曲で新たに具体化されたんだ思う。気づけば僕は“アーティスト・キズナアイに魅了されきっていた。

「彼女が作るライブの空気はどんな物になるだろう。それを見た自分の感情はどんな風に揺れ動くのだろう。」そんな期待を抱きながら待ち焦がれたライブだった。

 

入場前に凍死するんじゃないかと思うほど寒いお台場で待機列に並ぶこと数十分、僕が入場した時には既にライブの前座としてDJがフロアを思いっきり盛り上げていた。

アイちゃんの“お着替え”が少し手間取ったらしく15分ほど遅れてライブがスタート、1曲目は『Hello,Morning』だ。

登場したアイちゃんはライブ用の新衣装でとても可愛い!

ダンスに合わせてふわりふわりと揺れるスカートがとてもステージ映えしていた。

 

今回のライブはアイちゃんが数曲歌うと間にDJタイムが入って次の曲まで繋ぐという流れが何度か繰り返された。

普段は指定席のある声優ライブによく行くので今回のようなオールスタンディングのライブとDJイベントが合わさったような構成は新鮮だ。

通常のアーティストなら衣装替えや演出準備の時間をバンド紹介やイメージムービーで繋ぐ事が多いので観客はクールダウンしやすいが、その時間がDJパフォーマンスになっているので休む暇がない!

最初から最後まで最高のテンションを維持したままアイちゃんの再登場を迎えることができる画期的なステージ構成だった。

 

どの曲も良かったが特に自分の中で印象的だったのはmiracle stepmelty worldだ。

どちらも独特なダンスが特徴で、miracle stepは足を大きく振ってリズミカルなスッテップを踏む振り付けと後ろを向いて「もう良いかい? もう良いかい?」の歌詞に合わせてプイっとふり返る振り付けが思わずペンライトを握った腕が止まってしまうほどに可愛い!

あまりにも可愛いのでニコニコのタイムシフトでこの曲の所だけ何度も見直してしまったほどだ。

melty worldではスタイリッシュでカッコいいアイちゃんのダンスを見ることが出来た。

特にAメロの入りで少し跳ねてから拳を振り下ろすアクションのカッコよさは刺激的だった。ここにシビレたのは自分だけではなかったらしく、会場全体が音楽と完璧にマッチしたその振り付けにライブ中で一番の湧き上がりを見せていた。

 

当日を思い返してもニコニコのタイムシフトを見直しても文句なしの最高のライブだった!

Vtuberのライブイベントがリアルのアーティストと全く同じレベルで行われるようになるはまだ少し時間がかかるかもしれないが、今回のライブや過去のVRライブの事を考えるとVtuberのライブは独自の方向へ進化していける可能性を強く感じる。

例えば観客をスクリーンで囲って全方向をライブステージにしたり、同時に別々の会場でライブを行う事もVtuberなら可能だろう。

2018年の1年間だけでVtuberは信じられないほど進歩していたのできっと2019年も想像を超えた世界を見せてくれると僕は信じている。

そして、その先頭にはやっぱりキズナアイちゃんが居るはずだ。

これからもアイちゃんの切り開く新しい世界から目を離さず居たいと強く感じたライブだった。

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演出に震えた YuNiクリスマスライブ!

YuNiちゃんのクリスマスライブが先程公演を終えたのでその感想を書いていこう。

まず重要なのは今回のライブがVRライブハウス“VARK”で行われたVRライブイベントだということだ。

vark.co.jp

VARKで行われるイベントは今回が2回目。

前回はプレイベントとしてOculus goを持っている人なら無料で観覧できる「DELA ON STAGE!」が行われた。

このイベントはVtuberの“デラとハドウ”さんが出演するライブイベントで、デラさんが歌手としてステージを盛り上げた素敵なイベントだった。

感想記事も書いているので良かったら読んでね(宣伝)

www.youtube.com

 

jonasan72.hatenablog.com

 

今日Oculus goを装着しVARKのアプリを起動するとアプリの仕様が色々と変更されている事に気づいた。

座席移動のモードでは移動先のポイントが表示される様に成っていたし、前回では実装されていなかった簡易コメント機能の“フキダシ”が使えるようになっていた。

スクリーンショットを撮らせないための対策なのかアプリ自体が重くなってしまったのか原因はわからないが、Oculus goのシェア機能からスクリーンショットを撮影しようとするとメニュー画面からVARKアプリに復帰する前に撮影処理が終わってしまい実質撮影不可になっていたのが少し残念だった。

VRライブの真髄を見た!

前回のDELA ON STAGE!の感想で僕はVRライブを“ライブと言うよりも映画館で映画を見ている感覚に近い”と書いた。

理由は観客の声援が無い事や自室からとても気軽に参加できる事から没入感があまり無いと感じたからだ。

これは同時にライブ中に他の観客から受けるノイズが少ない、会場を限定しないので移動時間が全くないといったVRライブのメリットの裏返しなのでどうしようもない点だと思う。

今回のYuNiクリスマスライブでもそれは変わらなかった。

VARKには湧き上がる感情を咆哮する観客もいなければ、高速バスで都会まで出かける手間もない。

リアルライブにある“他人”や“ライブに参加するための手間”が生み出す特別感、非日常感はやはりVARKにはない。

しかし、今回はVRならでは演出で没入感、特別感、非日常感を補強していた

これはリアルライブで感じるものとは全く別の新境地であり、VRライブとリアルライブの差別化が出来始めた証拠だと思う。

 

まず一曲目の『透明声彩』

YuNiちゃん初のオリジナルシングルであり、今ではYuNiちゃんの代名詞と言っても良い曲だ。

ステージ上から放たれる星型のエフェクトが観客(自分)に文字通りぶつかって来るような派手な物でとてもおもしろい。

リアルのライブでは体験できない経験だ。

 

そしてステージ上で歌うライブ衣装のYuNiちゃんがとにかく可愛い。

細い肢体や腰を振った時に跳ね上がるスカートの奥に見える黒のホットパンツ。

没入感がどうとか上で書かいたあとに言うのも変だがもうこの時点で俺はYuNiちゃんに魅了されていた。

前から好きだった憧れのアーティストが目の前にいるという喜びと、近くで見るYuNiちゃんやっぱクソ可愛いという素直な感情に支配されていた。

 

2曲目『エイリアンエイリアン』

事件はここで起きた!

 

エイリアンエイリアンと言えばYuNiちゃんがデビューしてからかなり早い段階で歌ってみた動画を投稿したファンには馴染み深い曲だ。

もちろん歌は最高だ。

YuNiちゃんが投稿したエイリアンエイリアンの動画の再生数はこの記事を書いている時点で1,620,023回だがそのうち900,000回くらいは俺だ(嘘です)。

それくらい好きな歌なんだ。

問題は演出にある。

最初の違和感はYuNiちゃんが歌い始めてから視界にノイズが走るようになったことだ。

眼精疲労で眼球がやられたかと思ったが何度も続くのでそれが演出だと気づいた。

エイリアンエイリアンのメロディに合わせてサイケデリックな雰囲気を出すためのものだったんだろう。

その演出が途切れる事無く曲は進み、最後のサビに差し掛かった。

すると突然今までのノイズよりも少し規模の大きなノイズが視界を覆った。

一瞬、ステージ上のYuNiちゃんを見失う。

そして次の瞬間だ。

YuNiちゃんが目の前に居た。

さっきから目の前のステージに居ただろって思うかもしれないけれどそうじゃない。

文字通り、本当に本当の目の前だ。

音楽が無ければきっとお互いの吐息が聞こえるくらいの、間近でみる表情の可愛さに言葉を失うくらいの、自分のだけのために彼女が歌ってくれていると恥ずかしい勘違いをしてしまうくらいの至近距離。

衝撃だった。

俺はリアルのライブとVRライブを同じ枠に入れて考えていたけれど、それはきっと間違いだった。

VRライブは全く新しい体験だ。

見たことのないバケモノの尻尾の先を目撃したような、不気味なくらいの底知れなさと好奇心を煽る体験を突きつけられてしまった。

 

3曲目『星間飛行

マクロスフロンティアの劇中歌で、今でもとても人気のある曲だ。

アイドルの可愛さを全開で振りまくような作りなのでこれを歌っているYuNiちゃんを見れたのは今回の大きな収穫だ。

この曲ではステージ上で弾けた無数の星が観客に降り注ぐというとても可愛らしいステージエフェクトを見ることができた。

まさにマクロスのアニメで見られるような観客にぐいぐいと迫るステージエフェクトの数々。

これを味わってみたいならOculus goを買え!

 

4曲目『きよしこの夜』

この曲でも演出にド肝を抜かれた。

優しい歌声できよしこの夜を歌うYuNiちゃんの姿を見て淡い感情に胸を締め付けられるような気持ちになっていると、視界からYuNiちゃん以外の物が消えた。

決して俺がトランス状態になってYuNiちゃん以外の情報をシャットアウトしたわけじゃない。

俺とYuNiちゃんだけを残して真っ暗になった会場。

少しして大きな窓がいくつか空から降りてきて俺たちを囲った。

まるで小さな小部屋に二人だけ閉じ込められたように見える。

そしてまたエイリアンエイリアンの時の様に目の前に現れるYuNiちゃん。

 

今度こそ、間違いなく俺のためだけにYuNiちゃんが歌ってくれている!!!!

 

凄い体験だった。

あんな体験、誰だって一撃で心臓を鷲掴みにされてしまう。

何度もいうが至近距離のYuNiちゃんは可愛すぎるのだ。

 

5曲目『Winter Berry』※耳で聞いただけなので正式タイトル違うかもしれません

このライブで初出しとなるYuNiちゃんの2曲目のオリジナルシングルだ。

可愛い振り付けのダンスとポップなリズムで透明声彩よりもキャッチーな印象だ。

25日の0時から配信されるそうなので是非購入してヘビロテしていきたい。

この曲が最後の曲という事で一度YuNiちゃんはステージから去った。

しかしそこはライブのお約束というものだ。

ステージのスクリーンには「本日の公演は終了しました(?)」という意味深なメッセージ。

当然、観客はフキダシ機能を使ってメッセージを送る。

 

『アンコール!』

 

一度視界が暗転してからYuNiちゃんが再登場し本当の最後の曲、『シャルル』が始まった。

シャルルという曲自体はかなり前からあるが、多くのVtuberがカバーしたことで2018年に再度注目された。

Vtuberの歌ってみた動画といえばシャルルってくらいに界隈に浸透した曲。

この曲をファーストライブの最後に持ってきたのはファンとしても納得だ。

 まとめ

一人の観客からみて、今回のVRライブは大成功だったと思う。

VRライブをもっと見たい。

次は更に凄い演出を体験出来るかもしれない。

もっといろんな人にこのコンテンツを知ってほしい。

そんな感情や期待を抱かせるには十分すぎるほどの素晴らしいライブだった。

 

バーチャルシンガーYuNiのもっと先を見たいとも感じた。

MCで語っていた話によると彼女の夢は世界ツアーらしい。

観客としてそれを聞いていた俺は漠然と「YuNiちゃんなら出来るかもしれない」と思った。

だって彼女がデビューしてからまだ一年も経っていないんだ。

この速度で3年、5年と活動を続けていたら本当に世界中の人が彼女を歌を聴いている未来がきても不思議じゃない。

もしその時が来て海外でYuNiちゃんがライブを開催するとしても今日みたいにVRで観覧出来たら素敵だと思う。

 

YuNiちゃん、スタッフの人たち、VARKの関係者の方々。

最高のクリスマスプレゼントをありがとうっ!!

 

やっぱり水瀬いのりちゃん可愛いわ【いのりまち町民集会】

水瀬いのりファンクラブイベント、『いのりまち町民集会』に行ってきたのでその感想を書いていこう。

僕は通常のライブイベントには何度も足を運んでいるが、今回のファンクラブイベントのようにトークや企画がメインになるものはあまり経験がなかった。

 

FCイベントだから出来ること

声優ライブでは全般的にいわゆる身内ネタが多いと思う。

それはステージに上がるのが“声優”という少し特殊な職業の人間だからだ。

出演しているアニメやゲームの話、自身がパーソナリティを勤めるラジオの話、プライベートで付き合いのある声優の話など様々な話題を話すがそれを全ての観客が理解できるかというと難しい所だろう。

なので前提知識の必要ない万人向けな話題をMCに取り入れている姿も良く見る。

 

しかし今回のファンクラブイベントはいい意味で万人向けではない構成になっていた。

会場に居るのは水瀬いのりのファンクラブに入っている人達だ。

普段のライブに来る“水瀬いのりの歌が好き”だとか“可愛いアイドルを見たい”というライト層(失礼)ではなく水瀬いのりが好き”という人達だけが会場に集っているわけだ。

そんな中での身内ネタはとても効果的に観客を楽しませてくれる最高のファンサービスだ。

 

イベント冒頭では同時間にに他所でイベントを行っていた声優の佐倉綾音大西沙織がライブ中継で登場し会場は一気に盛り上がった。

逆に向こうの会場は水瀬いのりの登場に沸いたのは間違いないだろう。

水瀬いのり佐倉綾音大西沙織の3人がプライベートでも付き合いのある関係だというのは声優オタクの中では有名な話だ。

それに加えてそれぞれがパーソナリティを担当しているラジオの放送作家が同一人物なので、もしかするとこのサプライズを予想していた人も観客の中には居たのかもしれない。

 

企画コーナーでは普段のライブでは見れない水瀬いのりの姿をじっくり眺める事ができた。

リラックスして冗談交じりにトークを交わす姿はもしかするとラジオ収録の時の顔に近かったのかもしれない。

最初のコーナー、「おしえて町長」はファンクラブ会員からの質問にその場で答えていくという物だ。

「平成が終わる前にやりたい事はありますか?」という質問に対して「特にない」と答えていたのは流石のいのり節という感じで微笑ましかった。

 

次のコーナーは「町民アンケート」

4択の質問に対して観客が事前に配られた1〜4のナンバープレートを一斉に提示して答えるという会場参加型企画だ。

その質問はというと、「この中で1番好きないのりんの笑顔は?」とか「1番好きなラジオでのセリフは?」など水瀬いのりファン相手だからこそ成立する少しニヤけてしまうような可愛らしい物だった。

目の前で自分のセリフを流されたり大画面に顔写真を何枚も映されているのはとても恥ずかしかったらしく、いのりちゃんは終始照れていたが観客からすればその姿こそ見たかった物だ。

僕自身、このコーナーを見れただけても来た甲斐あったぜ!という心持ちだった。

 

次のコーナーは「描いて町長」

提示されたお題のイラストを描いていくというシンプルな企画だ。

いのりちゃんはいわゆる“画伯”だ。

個性的なイラストと司会の鷲崎さんのツッコミで会場は盛り上がった。

 

最後にチャレンジコーナー

いのりちゃんがいろんなお題にチャレンジしてそれをクリア出来たら賞品を持ち帰れるという企画だ。

多少失敗するも僕が見た昼の部でもらえる賞品は全て持ち帰ることに成功していた。

本人が嫌いな食べ物として一番に名前を上げているトマトを一年分も当ててしまったのはオチとしてとても面白かった。

 

やっぱり熱いライブ!

 ライブパートでは新曲、「Wonder Caravan!」は初公開となった。

ダダン ダダンとスネアドラムの軽快なリズムが特徴的なイントロ。

まさに行進曲といった曲調で全体的に高揚感を煽るリズムが印象的だった。

僕が特に気に入ったのは歌詞で、「自分だけの地図なんだ」というフレーズにすごく心を揺さぶられた。

僕が個人的に感じている水瀬いのりというアーティストの持ち味は未来への希望を感じさせる事だ。

彼女の持ち曲の中には未来の自分を歌ったものがいくつかある。

夢のつぼみ」、「旅の途中」、「BLUE COMPASSi」etc……

 

自分の選択を後悔したり、選択肢の先にある未来を想像して不安になったりすることは誰にだってあるだろう。

そんな誰もが抱えるちょっとした後悔と不安を打ち消してくれるパワーが彼女の歌にはある。

 

先日発売された新曲「TRUST IN ETERNITY」を聴けたのも最高に嬉しい出来事だった。

過去最高にアップテンポで激しいメロディの曲でとにかく熱い!

会場の熱量からも多くの人がこの曲に魅せられているのは明らかだった。 

恐らく今後の定番曲として聴ける機会は多くなるだろう。

 

まだまだ書き足りないがもう良い時間なのでとりあえずここまで。

最近はVtuber優先でリアルイベントへ足を運ぶ機会が減っていたが、やはりステージに向かって大勢の熱量が集中するライブは間違いなく面白いコンテツだ。

この先もずっと、何度だって体感したいと思わせる特別な空気感がライブ会場には確かにある。

 

今日も最高の1日だった。

 

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VARKの初ライブ!デラとハドウ

今日はバーチャルライブハウス「VARK」の初回ライブを観覧することが出来たのでライブの感想とOculusGo専用アプリ“VARK”の使用感について書いていこう。

VARKってなに?

VARKはOculusGOで利用できるVRライブサービスだ。

VRライブを体験できるサービスは現時点でいくつか存在するが、それらはどれも高価なVR機器とそれなりのスペースを要求されるものばかりだった。

そのため3万円以下で購入でき使用場所を限定されないOculusGoからVRライブイベントに参加できるというのはとても画期的だ。

vark.co.jp

 今回行われた「DELA ON STAGE!」は言わばバーチャルライブハウスVARKのこけら落とし公演だ。

公式Twitterによると予定席数+αの席が埋まったらしく、今回の出演者であるバーチャルYouTuber“デラとハドウ”さんを知らないという人もVRライブという未知のイベントへの興味から大勢参加していた印象だ。

 

VRライブ観覧アプリとしての使用感

VARKを起動しライブイベントへ入場すると自分の目の前にステージとアーティストが現れる。

ライブ会場内ではOculusGoのコントローラーがペンライトになり、コントローラーを振ると自分のアバターがペンライト振るという仕様になっている。

ちなみにコントローラーのトリガーボタンを押せばクラップ(拍手)、タッチパネルを押し込むと声援を出す事が可能だ。

アニソンライブなどに慣れている身としてはこうやって直感的にアクションができる仕様はとても面白く感じた。

ギャラリーとアーティストがそろってこその“ライブ”なので、会場内で視聴者が介在できるギミックを取り入れたのは素晴らしいと思う。

 

右のツールバーでは課金アイテムの購入、座席の移動が可能だ。

吹き出しマークはライブ中ずっと押すことが出来なかったが、将来的にコメントを飛ばす機能が実装されるのかもしれない。

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座席移動では初期位置のセンター最前列の他に最前列右、最前列左、後方へ移動できることが確認できた。

個人的に特に面白いと感じたのは後方からの視点だ。

遠くのステージで歌うアーティストとペンライトを振るギャラリーの後ろ姿を眺めながら落ち着いてライブに集中する……

この視点から見える風景はリアルワールドで見るライブに最も近いと言える。

せっかく自由に席を移動できるんだからとりあえず近い所で見ておけば良いとも思う人が多いかもしれないが、実体験で見慣れた風景を再現することより没入感を底上げする事が可能なのだ。

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課金アイテムは基本的に演者の後ろに表示されるのでライブを視覚的に邪魔してしまうということは少ない。

花や星を投げると演者の足元にアイテムが残留してどんどん華やかになっていくが、表示されるアイテム数に制限があるのかお花畑が作られるほど花が溜まることはなかった。

唯一気になったのは花火のアイテムが発する爆発音だ。

さほど大きな音が鳴るわけではないが演者のトークに集中したい時には少しノイジーに感じられた。

今後のアップデードでアイテム音のミュート機能が実装されたら少しうれしい。

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初見ほど驚くデラとハドウのポテンシャル

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実を言うと僕がバーチャルYouTuber“デラとハドウ”をしっかりと見るのは今回がはじめてだ。

「歌と英語がとても上手」くらいな浅い知識でライブを見に行ったのだが、そのおかげでとてつもない衝撃を受けた。

まず、英語が上手いどころの話ではなかった。

例えるなら“英語の上手い日本人”ではなく“日本語の上手い外国人”だ。

一曲目の「シャルルEnglish ver」ではあまりにネイティブな発音で歌い上げるのもだからまるでシャルルが元々洋楽だったかのように感じられた。

次にやはり歌声の美しさだ。

なんでVtuberってやつはこうも歌が上手い人ばかりなのか、YouTubeのプレイリストに追加する歌動画が増える一方だ。

多くの日本人歌手は英語の歌詞をカタカナ発音で歌うがデラさんは英語歌詞をネイティブな発音で歌う。

それが独特でいい味になっている。

 

あ、ちなみに足元のメガネがハドウさんらしいです。

 

デラさんは歌声の美しさだけでなくMCでの柔らかい物腰がとても素敵だった。

視聴者のペンライトを振る機能と拍手をする機能をイエス・ノーに当てはめてアンケートをとるなど、積極的な交流で“ライブ感”のある空気作りに努めていた印象だ。

VRライブの感想

今回VRライブに初めて参加してみて一番強く思ったのは“とにかく気軽”という事だ。

移動費を出して会場まで行き開演まで待機。ライブが終わったら家までの長い道のりを帰る。

従来のリアルライブでは必ず必要だった“ライブ以外の時間”が一切ない。

僕が今日のライブ前にした事と言えば夕飯を食べシャワーを浴びてTwitterのTLを眺めたくらいだ。

時間になったらOculusGoを装着するだけで会場入りできてしまうんだから革新的だ。

VARKの中は視覚的にはオールスタンディングのライブハウスだが、リアルの自分はゆったりと椅子に座ってお菓子を頬張りジュースを飲みながら片手でペンライトを振って観覧することができるというのも嬉しい。

 

しかしそれが同時にライブ会場への没入感を下げる要因にもなっているとも感じた。

あまりに気楽すぎて特別感が薄れているのだ。

僕の感覚ではライブというより映画館で映画を見ている時に近かった。

ふわっとした言い方になるがライブの観客ではなく視聴者だったという感じだ。

 

しかしVRライブがコンテンツとして確実に面白く、また未来を感じさせる物だったのは間違いない。

12月24日に予定されているYuNiちゃんの1stVRライブは以前から見たいと思っていたが今回のVARK体験で更にその気持が強くなった。

 

VARKのさらなる進化、そしてデラとハドウさんの次のVRイベントの開催が楽しみだ。