ライブ配信サービスが増えるのは良いのだけれど……
VtuberがYouTube以外のライブ配信サービスで活躍するのはもう珍しいことではありません。
Twitch、Mirrativ、OPENREC、ツイキャス、ニコニコ生放送、SHOWROOM、17live、FC2、LINE LIVE、REALITY、IRIAM、Colon。
僕がパッと書き出せるだけでこれだけあります。
ツイキャスではVtuberの収益分配率を上げるキャンペーンが始まりMirrativでは“エモモ”というアバター作成サービスが始まって手軽にVtuber活動ができるようになったりとライブ配信サービスを運営する側もVtuberブームに乗って新しい取り組みを始めています。
REALITYとColonに至ってはVtuber専用ライブ配信サービスです。
僕もそうですが、Vtuberを見るために今まで一度も見たことがなかったライブ配信サービスを利用するようになった人は多いでしょう。
そしてその多くが「Vtuberが配信する場所多すぎ!」と思い始めているのでは無いでしょうか?
正直言ってライブ配信サービスが増えることはリスナー側にとってメリットがありません。
すべてYouTubeで見れるのならそれが一番手軽で便利です。
IRIAMやColonなどAndroid端末では視聴できないサービスも出始めて見たくても見れないという状況も起き始めました。
※僕はAndroid使いです(悲しみ)
しかし配信者側はどの配信サービスを使用するかによって大きな違いが出てきます。
例えば、利用者の多いYouTubeでは多くの視聴者を獲得できる可能性があります。
しかしYouTubeは他の配信サービスと比べて収益化の審査が厳しくなかなかVtuber活動で利益を出すことが出来ないという人も多いです。
YouTube以外の配信サービスではライバー活動を始めてすぐに“投げ銭”をしてもらえたりするのでマネタイズとして活動している人はYouTube以外のサービスを活動拠点にするのもありだと思います。
現状はYouTubeでデビューしてある程度の支持を得た人が他サービスも並行して利用するパターンが多いですが、今後は最初からYouTube以外のサービスでデビューする人も増えてくるでしょう。
ライブ配信サービスが増えるとそれだけアカウントと作ったり投げ銭のためにクレジットカード情報を登録する手間がかかるのが面倒に感じます。
すべてのサービスがTwitterIDでログイン出来てAmazonPayで支払いが出来るようになると便利だと思いますが、現状ではそういうサービスは少ないですね。
伸び代はあるものの、まだまだ狭いといえるVtuberの世界。今後さらに拡大していくためにもう少し新規のVtuberファンが取っ付きやすい土壌作りが必要だと感じています。