オタクのままアラサーになりました。

基本的には働きたくないです。

深層からの使者「ディープウェブ・アンダーグラウンド」とは

初投稿の自己紹介動画で「漫◯村を燃やします」と宣言して話題になったディープウェブアンダーグラウンド(以下DWU)さんですが、ついに以前から予告していた漫◯村消失に関しての動画を投稿しました。

そこで、改めてDWUというVtuberのこれまでの足跡を紹介しつつ、最新の動画によって僅かに明らかになった彼女の性質について書いていきます。

 

誰よりも鮮烈なVtuberデビュー

4月10日、YouTubeに一本の動画が投稿されました。一見可愛らしく清楚に見えた少女は動画の半ばで豹変。既存のVtuber達へ宣戦布告すると同時に衝撃的な宣言を行います。

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【画像出典:YouTube/【自己紹介】ディープウェブアンダーグラウンドですわ!【#000】】

【自己紹介】ディープウェブ・アンダーグラウンドですわ!【#000】 - YouTube

投稿直後に動画を見た多くの人がこの大それた宣言を本気にすることはなかったでしょう。しかし翌日、視聴者達は認識を改める事となります。

4月11日、『漫◯村アクセス不能のニュースがインターネットを駆け巡ったのです。そして、それと連動するようにある噂が広がりました。

 

バーチャルYouTuber漫画村を潰した」

 

こうして彼女はそれまでのどのVtuberよりも鮮烈なデビューを果たしました。唐突に違法サイトを燃やすと宣言した彼女の神秘性は一夜にしてカリスマ性へと昇華したのです。

そもそも深層Webとは?

DWUさんは自らを深層Webの住人だと言っています。ではその深層Webとはいった何なのでしょうか。Wikipediaにはこうあります。

検索エンジンは通常、クローラと呼ばれるプログラムを用いてWorld Wide Webを巡回し、情報を収集している。しかしながら、クローラは、著作権法上の問題などから、一定の記述を行って情報の収集を拒否したページの情報は収集していない。また、JavaScriptAdobe Flash等が用いられているとリンクをたどれない場合があり、パスワード保護されているページも巡回することができない。

これらの要因から、検索エンジンによって収集されず、その結果、検索することができない情報が深層Webと呼ばれる。

深層Webに対して、通常の検索エンジンのクローラによって収集可能な情報は、表層Web(ひょうそうウェブ)、サーフェスWebサーフェス・ウェブ、surface Web)、または、ビジブルWeb(ビジブルウェブ、visible Web)と呼ばれる。

 

なるほどわからん 

 

とりあえず普通に検索しても辿り着けないサイトがあると思っていればOKでしょう。

つまりDWUさんはインターネットのディープでアンダーグラウンドなところからやってきたやべぇ奴だったのです!!怖い!!

キレのあるTwitter

 

キャラが全く掴めないツイートからも彼女が只者ではないのが伝わってきます。

『深層』が明かす『真相』

そして本日投稿された動画がディープウェブアンダーグラウンドの名を世界に知らしめた一連の事件の終着点です。

www.youtube.com

その内容は先日放送された「クローズアップ現代」にも登場したホワイトハッカーのCheenaさんをゲストに招いたインタビュー形式の動画でした。

www.nhk.or.jp

高圧的なお嬢様と半裸のゴリマッチョが対面している絵面がかなりシュールですが、DWUさんの冴えたツッコミと可愛らしい話題進行で緩急を付けながらテレビのニュースでは詳しく語られない違法ダウンロードの違法性の判断基準や漫◯村の運営者のその後などを分かりやすく伝えてくれています。あとDWUさんが「ふんっ」って言う所がめっちゃ可愛い。

 

動画を見た範囲ではDWUさんは自己紹介動画やTwitterから受ける印象よりも社会性と正義感のある人物のように思えました。

まだまだその正体は謎が多いですが、深層からやってきた彼女は表層しか見ていない僕たちに本来しっかりと見るべき物を教えてくれる存在なのかもしれません。

 

 

 

 

でもやっぱりTwitterを見るとヤバイ人に思える!

“僕ら”がいつか見た風景 有栖川ドットの世界

Vtuberと言えば可愛くてグリグリ動く3Dアバターを使用している方や綺麗なイラストをLive2Dで動かしている方がほとんどですよね。

しかし、中には持ち前の技術やアイディアを活かした独自の手法でVtuberとして顕現している方もいます。

有栖川ドットさんもその一人。彼女の身体は無数のポリゴンでもパーツごとに分割されたイラストでもありません。その名の通りドット絵によって形作られているのです。


バーチャルYoutuber有栖川ドットの冒険【#01】

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【画像出典:YouTube/バーチャルYouTuber有栖川ドットと黄色いお方【冒険#03】】

ピンクのツインテールとリボンが可愛いですね。

瞳のハイライトやグラデーション、握り拳など見れば見るほどドット絵ってこんなに表現力があるものなんだと驚かされます。少しあどけなさの有る声も見た目とよくマッチしていて素敵です。

 活動スタイルは動画投稿メインで週に1回の投稿ペースで活動しています。

動画の内容はお嬢様育ちな有栖川ドットちゃんが社会勉強のために外の世界を見て回るというもの。

本人は嫌そうですが、執事のラビットさんに急かされて毎回渋々でかけている様子です。

 

画面内の全てをドット絵で作り込んでいるだけでも十分すごくて個性的なんですが、彼女の動画の大きな特徴は往年の名作ゲームを忠実に再現したパロディです。

昔遊んだドラ◯エやテ◯リス。現在のゲーム文化の基盤を築いた8bitハードの世界を最新のトレンドであるVtuberが見せてくれるとは思いませんでした。

全ての動画をスクリーンショットを交えて詳しく解説したいところなんですが、是非動画を再生して自分の目で確かめて頂きたいので僕が特に気に入っている動画を1つだけ紹介します。

その動画がこちら↓↓↓


バーチャルYouTuber有栖川ドットと黄色いお方【冒険#03】

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【画像出典:YouTube/バーチャルYouTuber有栖川ドットと黄色いお方【冒険#03】】

ご覧の通り『パックマン』のパロディ動画になっています。

パックマンを知らない方はGoogleで「パックマン」と検索すると実際に遊ぶことができるので、そちらで少し遊んでおくと更に動画が楽しめますよ。

パックマン - Google 検索

この動画、パックマンの代わりが有栖川ドットちゃんなのかと思いきや、有栖川ドットちゃんもパックマンに食べられる側になっているのがとても面白かったです。

パックマンがアイテムを取るとモンスターが弱体化するという原作ゲームの流れが動画内でも忠実に再現されていて、パックマンを遊んだことのある人なら思わずニヤけてしまうこと間違いなしです。

昔は原作ゲームを遊んでいてもパックマンがパクパク食べている黄色のドットが何なのかはわかりませんでした。それをこの動画では「おまんじゅう」と解釈して物語に組み込んでいるのが洒落っ気があって秀逸です。

 

YouTubeの動画だけでなくTwitterでも可愛らしいドット絵を公開してくれています。

Twitterのフォローもしておくとタイムラインが少し楽しくなるかもしれませんよ!

今週の僕が見たVtuber(2018/04/21)

個人Vtuber達の活発なコラボ活動や企業の本格参戦が始まったことでますます混沌としてきたVtuber界隈。今週も僕の主観でピックアップした話題をお届けします。

 

 

 ルナマンガに東雲めぐちゃんが登場

 

輝夜月さんがTwitterで開催している漫画企画、「ルナマンガ」に同じくVtuberの東雲めぐちゃんが登場しました。#ルナマンガで輝夜月さんにリプライを送るとのリプライを元に漫画が書かれるという企画なんですが、まさかの漫画内コラボに驚いた人が多かったのではないでしょうか。

織田信姫さん急速に勢力拡大

織田信姫さんが2本目の動画を投稿し1日で1000近くチャンネル登録数を伸ばしました。その結果、急上昇ランキングでビッグネームに並ぶことができたようですね。ちなみに今日の時点でも急上昇30位と比較的高い登録増加数を維持しています。

田中ヒメさん、第2回クソコラグランプリを開催

 

第1回クソコラグランプリの応募者がとても多かったので早速第2回クソコラグランプリが始まりました。今回は田中ヒメさん自ら背景透過済みのコラ素材を提供しているので更なる盛り上がりを見せそうです。

にじさんじCREATORS始まる

nijisanji.ichikara.co.jp

にじさんじCREATORSとは「#にじさんじCREATORS」のハッシュタグ付きで公開されたファン製作のコンテンツを公式が紹介、場合によっては買取までしてくれるというユーザー参加型の企画です。

これまでもファン製作BGMをにじさんじメンバーが配信中に使用したり、ファンから無償で提供された3Dアバターを月ノ美兎さんがニコニコ生放送で使用して話題になっていました。ファンの二次創作活動を運営側からも盛り上げてくれるというまさにWin-Winな企画と言えます。

海外Vtuber空(KON)さん、YouTubeデビュー


twitter やります!よろしく⭐️ 我有推特帳號了!

台湾在住のVtuber空(KON)さんがデビューしました。美麗な3Dモデルとたどたどしい日本語が可愛いです。投稿動画では一切日本語を使っていないものもあるので、日本と台湾両方で人気を獲得しようとしているのかも。今後も海外Vtuberがどんどん増えてくるかもしれませんね。

琴吹ゆめさんのデザイン画公開

琴吹ゆめさんのデザイン原案を担当した方がTwitterでデザイン画を公開してくれました。ファンアートを書く人にとってはありがたいですね。

彼女については先日詳しくまとめた記事があります。

jonasan72.hatenablog.com

鈴鹿詩子さん3ヶ月の配信停止処分へ

YouTubeの規定に抵触する配信をしてしまった鈴鹿詩子さんが無念のYouTube配信3ヶ月停止の処分を受けてしまいました。

とはいえ、にじさんじの活動場所にはまだSHOWROOMとミラティブがあるので今後の活動が一切できないという訳ではありません。

カスタムオーダーメイド3D2、Vtuber化機能を実装

R-18指定のPCソフト、カスタムオーダーメイド3D2がVtuber化機能を実装しましす。

元々このソフトは無数のアイテムから衣装やアクセサリーを選択し、モーフィング調整で体型を変化させるなど自由度の高いキャラメイクが可能でした。今回のVtuber化機能ではゲーム内で作成したキャラクターを自分の3Dアバターとして使用することができるというものです。最近急激に増えてきたVtuber化アプリの中でもダントツで自由度の高いカスタム性なので利用したい人も多いと思いますが、18禁ゲームなので未成年は手が出せないのが残念なところです。

 スマホアプリ「コトダマン」、RTで誰でもコトダマンになれるキャンペーン中

のじゃロリおじさんこと「ねこます」さんがPRを担当して一気に話題になったコトダマンが誰でもゲーム内キャラクターになれる権利を抽選でプレゼントするキャンペーンを始めました。面白いのは一般ユーザーだけでなく多くのVtuberがリツイートしているところですね。

 

今週は特に大型新人の連続デビューが印象深い一週間でした。企業産のVtuberが次々とデビューし、その多くが生放送をメインに活動を開始しているので視聴者側もどのVtuberをリアルタイムで見るかの選択を迫られてきますね。

また、VRM、Virtual Castなど3Dアバターを使用するVtuber達の活躍の幅を広げる新しい技術が次々と発表された事も更なるVtuberの生配信の増加に寄与しそうです。

 

まだまだ4月中のYouTubeデビューを宣言している方はたくさん居るので、来週も賑やかな一週間になりそうですねI

ハイテンショントークがとまらない!星菜日向夏ちゃん

今週はYouTubeデビュー前から話題を集めていた方や前触れもなく現れたダークホースまでたくさんの有力新人がデビューしました。噂ではすでにVtuberの総数は2000人に迫る数まで増えているそうですが、その中でも今週デビューした方々は特に人気が出そうな気がします。

今回紹介するVtuberは星菜日向夏(ほしなひなか)ちゃん。この子も要チェックな新人Vtuberです。

YouTubeデビューは4月17日。現在の活動スタイルは生放送メインです。


星菜日向夏の自己紹介!!!

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【画像出典:YouTube/星菜日向夏の自己紹介!!!】

ビジュアルが他のVtuberとは一線を画していますね。柔らかく親しみのある表情、身体の動き、髪の質感。細部までとてもよく作り込まれた3Dモデルだと思います。特に動画でみるとツインテールのファサファサ感がすごい。毛先のロールまで細かく動いています。星菜日向夏ちゃんはよくカメラを覗き込むような動きをしますが、よく見ると前髪もフワリと跳ね上がっていて少しおでこが見えるのが非常にGOODです。

 

出身は九州、宮崎県。今はアイドルを目指して上京中だそうです。

本人は標準語に寄せようと頑張っているらしいのですが、かなりの頻度で宮崎弁や九州訛りが飛び出します。でもそこが良い!方言女子最高です。今後も宮崎魂を貫いて欲しいですね。

配信中はトークがほとんど途切れる事なくしゃべりっぱなし。底抜けに明るい印象です。たまに元気がありすぎて大声で視聴者の耳にダメージを与えることもありますがそこはご愛嬌。喋りながらも頭や身体をよく動かすので所謂ガチ恋距離が多発してドキドキします。「漢字を読むのが苦手なのでコメントで使わないで欲しい」と指示を出すなど、ちょっとアホっぽいところも可愛いです。

本日(2018/04/20)時点で生放送の回数は3回。だいたい19時~20時くらいからスタートパターンが多いです。よく見ると毎回カメラアングルとTシャツの柄を変えているのが芸が細かい!

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【画像出典:YouTube/【星菜日向夏のゼロ時間1~3】

ちなみに配信で使ったTシャツのバリエーションは毎回Twitterで配布してくれるようです。

 

生放送メインで活動しているVtuberは時間の都合がつかなくてリアルタイムで見れないという方も多いかもしれませんが、ラジオ代わりにアーカイブを再生するのも楽しいものです。まだ走り出したばかりの星菜日向夏ちゃん、少しでも興味を持った方は是非チャンネル登録してみてください!

今更ながらキズナアイちゃんの写真集を買いました!

すでに発売から一ヶ月以上経っていますが、今更ながら【キズナアイ 1st写真集 AI】を購入しました。なぜこんなに購入が遅くなったのかというと、単純に発売されていたことを知らなかったからです!

こんなブログをやっていながらVtuberファン必携の重要アイテムが発売されていることに気づかないまま一ヶ月も過ごしていたなんて、本当にお恥ずかしいかぎりです。

と、いうわけで個人的な感想を書いていきたいと思います。

 

まずこちらの表紙!

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自宅の座布団の上にて

めっっっっっちゃくちゃカワイイですねぇ!帯がズレていることに気づかなかった

アイちゃんはなんだかんだでやっぱり清純派という雰囲気ですね。アイちゃんのキャラクターデザインを担当された森倉円さんの描き下ろしイラストは割と珍しいので、この表紙だけでも買う価値ありです。個人的には鎖骨が非常に良いと思います!

 

中身は思っていたより真っ当に写真集でした。というのも、バーチャル美少女であるアイちゃんの写真集というのがいまいちピンと来ていなかったので写真集という名のデザイン設定集なのかと少し疑っていたのです。

しかし中身は本当に写真集らしい構成で、アイちゃんが東京都内を観光している姿を撮影した写真を掲載しつつ、合間に本人インタビューや過去の投稿動画の振り返りコラムが入っています。投稿動画の振り返りは懐かしい動画の紹介があってニヤニヤしてしまいました。インタビュー記事はファン必見のボリュームです。アイちゃんのVtuberとしての活動スタンスや今後の展望などの話題がとても興味深かったです。

他にも専門家の方が本気で人工知能としてキズナアイを考察したコラムや、アイちゃんの投稿動画でたまに登場する有原翼ちゃんがゲストとして登場するコーナーがあったりして読み応え十分読後感最良な一冊でした。

有原翼ちゃんが登場する動画はこちら↓↓


【新技術】JK球児をいろんなアングルから撮影してみた!【コラボ】

 

この写真集、ズバリ言うならキズナアイの可愛さに改めて気付かされる写真集です。

動画では叫んだりふざけてワチャワチャしている面白キャラな印象が強いですが、この写真集ではアイちゃんの美少女要素にがっつりフォーカスしているので「アイちゃんってこんなに可愛かったっけ?!」と思わずトゥンクしてしまう写真が満載です。個人的は50-51Pのイルミネーションの下で淡い微笑みを浮かべているアイちゃんの写真が最高でしたね。まるでアイちゃんと1日デートした帰りの出来事をスナップしているような感覚が湧いてきました。完全に幻覚なんですが。

 

買う時から気になっていた事があって、まずこの帯を見てほしいんですけどちょっと興味深い文言が載っているんです。氷川へきるさんの事では無いですよ!

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サイン入りブロマイド!!!

バーチャル美少女のサイン入りブロマイドなんて現実世界に存在できるんでしょうか。手にとった瞬間にパラパラと崩れ去ってしまうような気がします。一体どのような物なのか気になるのでさっそく開封してみましょう!

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このキレイな封筒の中にサイン入りブロマイドが入っています。表紙が可愛くてなんだか開封してしまうのが勿体無いですね。二冊買うべきでしたか。

ここは心を鬼にしてハサミを入れるとしましょう。

 

 

シャキ、シャキ、シャキ…

 

 

気になる中身は……

 

 

 

 

 

 

 

 

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とっても可愛いので是非購入して確かめてくださいっ!

 

日本はVR先進国になれるのか

最近VR関係のニュースがVtuber界隈を賑わしていますね。僕は特別VR技術や3Dモデリングに詳しいわけではないので、次々と新しいニュースを見せつけられると「もしかして今ってもの凄く時代が動いている時なのでは!?」と単純に興奮してしまいます。ひょっとしたら詳しい人達にとっては今更な話題だったり、大してすごくない事柄ばかりなのかもしれませんが僕が気になったVtuber界隈に影響を与えそうな話題を集めてみました。

VRMの登場

VRM - dwango on GitHub

VRMという新しい3Dアバター規格が発表された事でVRChatなどで現時点で3Dアバターを運用している人たちが盛り上がっているのをよく見かけました。

VRMについては上のURLの先に詳細は全て書いてありますが、もう少し分かりやすく単純に説明してます。

今までは3Dアバターを作成する時に使用するソフトによって完成する3Dアバターの規格はバラバラでした。そのため、3Dアバターを使用したいアプリケーションに合わせた規格で3Dアバターを作る必要がありました。同じゲームソフトがPS4XBOXでそれぞれ発売されるようなものですね。

しかしVRMという統一規格が登場したことによって、一度VRMで3Dアバターを出力してしまえばVRMに対応した全てのアプリケーションで作成した3Dアバターを使い回せるようになるわけです。一本のソフトでPS4でもXBOXでもSwitchでも遊べるようになるみたいな感じです。

先日発表されたVirtualCastもVRMに対応しています。今後出てくる3Dアバター対応のあらゆるアプリケーションがVRMに対応しているとすれば、VRMはバーチャル世界のパスポートになるかもしれませんね。

そしてcluster.がVRMに対応

 

Cluster.とはバーチャル空間に多人数で集まってイベントを開催できるサービスです。要はバーチャル世界の多目的ホールですね。このCluster.が早速VRMへの対応とVtuberテスターの募集を開始しました。今後はCluster.に大勢のVtuberが集まって盛大なコラボ配信をするような事が起きるかもしれませんね。

グリーがVtuber支援ファンドを開始

こちらのニュースも大きな反響を生んでいました。Vtuberに関係ないアニメブログなんかでも紹介されていたので知っている人も多いかもしれませんね。投資の規模は40億円になるそうです。現在多くの人が個人製作で行っているVtuber活動を企業がスタート時から支援するというのはなんだか不思議なビジネスですね。Vtuberという存在がそれだけ大きなお金を生み出す存在になっているということでしょうか。

 ENTUMが新人Vtuber募集の条件を変更

 

Vtuber専属事務所であるENTUMの新人Vtuberオーディション申し込み条件が「女性限定」から「性別不問」に変更されました。これで18歳以上なら男性でもミライアカリさんの同僚になれます!アラサーの僕でもVtuberで一発逆転ホームランを狙えるようになったわけですね。

こちらの話題は盛り上がっていたというよりVtuber界隈に希望を与えていた印象でした。この発表が出るまで人気のVtuberになりやすいのは女性という雰囲気があったのは確かですから。

 

 

この4つの話題を見て、VR技術やVtuberを社会に広く根付かせる基盤づくりが本格的に始まっているんだと感じました。VRMやCluster.の発展と利用者の拡大はVR技術がビジネスやコミュニケーションの面で活躍する可能性を持っていると思います。大勢の会議などはCluster.で行えば参加者は日本全国どこに居ても関係ないですよね。それならSkypeとかでも良いだろうと思うかも知れませんが、VR空間では色々なツールを使ったプレゼンテーションなども可能ですから伝えられる情報量が違います。

企業のVtuber支援と、性別を問わないオーディションは単純に夢があります。採用されるかはともかく、性別、立場など一切関係なく誰もがヒーローになれる手段と環境がある社会。そんな社会が出来るとしたらそれだけで人生の選択肢が一つ増えますね。リアル世界では田舎者はまず都会に行かないとヒーローにはなれないですから。Vtuberはヒーローになるための決意のハードルがすごく低いんですよね。

最近はTwitterなどを見ているとVR黎明期の今の時代に生まれて良かったような気がしてきます。一年後には今では想像すら出来ないような刺激的な体験をしているんじゃないかと期待が膨らんで止まりません。

電撃デビューのVtuber 琴吹ゆめちゃん

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【画像出典:琴吹ゆめTwitter

まず目を引くのは頭に乗ったアイスクリームとキャンディ。次にマーチングドレス風の衣装とちらりと見えるオヘソ。

昨晩、電撃的にデビューした謎のVtuber、「琴吹ゆめ」の生放送に駆けつける事が出来たのはとてもラッキーでした。綺麗なデザイン画と高品質な3Dモデルを持っている彼女は間違いなくどこかの企業が送り出した新しいバーチャルタレントでしょう。YouTubeチャンネルにはお仕事依頼のメールアドレスも確認できます。

まず誤解のないように書かせてもらいますが、僕はVtuberの運営が企業でも個人でも特に区別をしません。僕の判断基準はいつも単純。推せるか、推せないかです。そして琴吹ゆめちゃんは推せるVtuberであると判断しました。

 

冒頭に書いた通り琴吹ゆめちゃんの登場はとても電撃的なものでした。TwitterYouTubeチャンネル、LINEチャンネル、そして初の生配信。彼女の全てが昨日から始まったからです。

 

こちらが彼女のTwitterでの最初のツイートです。ツイート時刻は18:42です。次に初の生放送告知ツイートを見てみましょう。

 ツイート時刻は19:42です。そして生放送の開始時刻は20:00。あまりにも性急すぎる活動行程です。通常ならこれで人が集まるはずがありません。例えば僕が「今からLINE LIVEで配信しまーす!」とTwitterでつぶやいた所で一人も見に来てはくれないでしょう。正直事前に告知していても人が来てくれる気がしませんが……

ところが、ゆめちゃんには救世主がいました。バーチャルのじゃロリおじさんこと、ねこますさんが上の告知ツイートをリツイートしてくれたのです。僕もこのリツートのおかげで琴吹ゆめというVtuberの誕生を知ることが出来ました。Vtuber界隈でトップクラスの影響力を持つねこますさんのリツートの効果はやはり絶大だったらしく、最終的にゆめちゃんのLINE LIVEには650人以上の視聴者が集まっていました。

 当然ですが配信中の対応を見るとゆめちゃんは配信初心者という雰囲気でした。しかし、時間が経つに連れて緊張が解けたのかどんどんトークも弾むようになり、コメントのリクエストにも積極的に対応していてかなり生放送での対応力がある方だと思いました。

こちらはリスナーから変顔のリクエストが出た時。

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【画像出典:LINE LIVE/琴吹ゆめ初配信!!】

かなりパンチ力のある顔ですね。中途半端は嫌いだと言ってこの強烈な変顔を披露してくれましたが、予想以上に変顔だったので若干引きました。ゆめちゃんのボティを作った人は何を思ってこの顔を実装したんでしょう……

 

配信中に本人から語られたVtuberとしての活動理念は「楽しいことをしたい、夢をみんなで叶えていきたい」でした。

明るい声で身振り手振りを交えながらリスナーとコミュニケーションを取っている姿は見ていてとても楽しかったです。特にリスナーコメントで全身を見せて欲しいと言われた時、「今日は下パンイチだから無理」と返していたのはとてもおもしろかったです。きっと大人の事情があるんですね、わかります。

初回はLINE LIVEを利用しましたが、本人としては特に活動場所を限定するつもりはないそうです。今後はYouTubeやSHOWROOMでも生配信を行ってくれるかもしれませんね。

LINE LIVEはしっかりアーカイブが残るらしくこちらのリンクから初配信の模様を見ることができます。

live.line.me

変顔の画像だけだと印象悪いのでもっと可愛い画像も貼っておきます。LINE LIVEはアプリの機能としてスクリーンショットを撮るボタンがあるのが楽しかったです。ゆめちゃんは色々な表情を見せてくれるのでスクショの撮りがいがありますね。

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【画像出典:LINE LIVE/琴吹ゆめ初配信!!】